「飲食店への罰則強化」は断固反対論

 飲酒運転について一方的にどうこういうつもりはさらさらございません。
だって悪いものは悪いとしかいいようがありませんからね。

あとはせいぜい、自己責任論を持ち出すぐらいでしょうか。

ただ「飲食店への罰則強化」は断固反対です。

これこそ「自己責任」だからです。
規制するのは結構ですが、自己責任とは罪を犯す自由まで含めな
ければ議論が成立しません。

自己責任とは自分の権利の行使だけなのか、それとも社会の構成員
としての個人の公共心も含めてなのかという議論がおざなりになって
いるということです。

規制や罰則の強化は一定の抑止力になりますが、私が断固反対する
のは自己責任に任せないことによる

「社会の幼稚化がこれ以上進むのは勘弁」

と思っているからです。
ちょっと哲学的になってゴメンナサイですが、

「罪を犯す自由と、罪を犯さない自由の狭間で、
『罪を犯すと選択』して罪を犯したのだからこを償って貰おう」

つまり、検問や自己によって捕まったことは

「運が悪かったではなく自分が選択した愚挙」

ということです。
飲酒運転の常習者は捕まらないことや、運転は大丈夫という

「俺様論法」

によって自己肯定をします。
この上、「飲食店への罰則強化」をするということは

「あの居酒屋が酒を出したから飲酒運転になっちゃっった」

という言い訳を一つ用意させてしまうということです。
更に無茶苦茶で幼稚な言い訳を流通させます。

もう勘弁。こんな日本に誰がした。と呟く数が増えてしまいます。
だから反対。と。

それでも・・・というのなら、居酒屋には

「飲酒運転撲滅義務」

という和解案はいかがでしょうか?

例えば駐車場付きの居酒屋は自動車で来店したお客さんの席番に
ナンバーを併記して保存を義務づけ、事故が起きた際は提出させ
アルコールの呼気検査と併用して罰を与える材料にしたり、あきら
かな飲酒運転の可能性がある場合は、警察に通報するとかです。

建前論でいえば警察は防犯思想ですから、あとは警察の裁量です。

「飲酒運転しようとしている車の前にお巡りさん」

この状況でも運転使用するツワモノは少ないと思いますが。

そして撲滅義務の中には、来店客層から割り出した

「日給月給表」

をはりださせます。その上で、

「運転代行を呼ぶと時給換算●時間分
タクシーなら●時間
そして酒気帯び運転の罰金で○○時間分(30万円)
酒酔い運転で○○時間分(50万円)
危険運転致死罪・・・プライスレス」

と。
みみっちいようですが、罪を犯す自由を行使することにより
得られない収入を時給レベルで見ると抑止力が働くのではないで
しょうか。

比較広告みたいで分かりやすいですよね。

ヒルズ族やゴチになります!にでてくるような高級料理を食べて
いる人には分からないかも知れませんが、居酒屋メニューの大半は
時給計算に馴染む単位や金額だったりするので。

あと、飲酒運転した「犯罪者」映像はモザイク無しで。
当然でしょ? 未成年じゃないもの。

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