番組を見ているとジェンダーフリーなんかにも親しかったはずのニュース23と筑紫哲也さんなら、山本モナさんを最後まで起用して欲しかったものです。
最後とは「民主党の細野豪志衆院議員辞職」のその日まで。
田嶋陽子先生あたりをレギュラーコメンテーターに引っぱり出して、
「こういう時に女ばっかり引きずり降ろされるなんてナンセンス」
といつもの調子で。
公に顔をさらす女子アナの不貞行為を擁護するつもりはサラサラございやせんが、あの人権とかが過剰に好きで、公務員でも国旗よりも国歌より「個人的な考え」が大切ではないかと提起しているのなら「恋愛は自由」ではないのかと思うのです。
それとも恋愛だけは違うのでしょうか?
山本モナさんにしても国民の代表である代議士、細野豪志氏にしても「ニュース23内定」後も恋愛をしていたのですから
「覚悟の上の情事」
だったわけです。二人の生き方を応援してあげなければ。
・・・ゲフゥ。ここまでイヤミを書くと自分の品性が汚れていくのが分かります。
不貞行為、恋愛、情事。
と書きましたが、最近ではなにやら「不倫」が一般紙でも流通していますが、この言葉のもたらした罪は重いのではないでしょうか。
もちろん、石田純一さんのように「不倫は文化だ」という思想をお持ちの人なら、まったく結構なのですが、配偶者のいるものが配偶者以外のものと「異文化交流(森本レオさん)」することを「悪いこと」と括る社会であるなら、この軽い言葉により加速された面を注目する必要があります。
それは敬語を見直す前にです。
「姦通」「不義密通」「不貞行為」そして「浮気」
「不倫」以前の言葉です。
静岡5区選出の細野豪志衆院議員(民主党)と山本モナの姦通発覚!
イケメン代議士細野豪志(民主党)と山本モナの不義密通!
さてどうでしょう?
なんだか悪いことした感が漂いませんか?
そしてこの細野君は自身のホームページで
「自分の不徳の致すところであり」
としていますが、奥さんと別れる気もない「不徳(心が正しくないという意味で捉えて)」ならばここは不倫ではなく「火遊び(布袋寅泰さん)」が正しいのではないでしょうか。
もしくは「弄んだ」。
ま、山本さんも30過ぎたいい大人ですので弄んだが正しいかどうかは議論が分かれるでしょうが、私が山本さんの身内なら100%そう考えますね。
「言葉は文化」です。不倫はどうだか知りませんが、言葉は文化です。
文化には高級なものから世俗までありますので、ここはこの昨今「不倫」と呼ばれる文化らしきものを世俗の言葉に置き換えてみます。
「35才の女房もちの男が30才の未婚の女性をコマして女の子は失業しちゃった」
となります。しかもこの35才の男は税金で食べている身分。その分働いているのでしょうが、この「コマし代」の原資が税金だと思うと腹立たしいものがあります。
・・・私は不倫という言葉が嫌いです。
この言葉が定着してからこの国は「恋愛しなさい強迫観念」に襲われている気がするからです。