先日、顧問としてお手伝いしているところでの話し。
「コンテンツ」を作ったスタッフが私に確認を求めました。
初めてにしては上出来で、欠けていた部分でしたので、細部を
修正して公開するようにと伝えました。
すると数日後、
「クオリティが低いと社内でいわれたのですがどうしましょう」
ぷっちーん。
表現は考えましたが、顧問を辞する覚悟で
「やった人間、チャレンジした人の足を引っ張る意見がまかり
通ってはダメだ」
と緊急提言。
クオリティが低いことを良しとはしません。
しかし、クオリティをあげる努力さえ忘れなければ、行動した
人は批判する人の何億倍も偉いのです。
価値観の問題かも知れませんが、チャレンジャーを大切にしない組織は100%衰退します。
特に中小企業は今が分岐点を迎えています。
高度経済成長期に「資産」をため込んだことにより、今まで
どうにかこうにか生き残ってきた企業でも、次の成長曲線を描けな
ければ、また、それにチャレンジできなければ先に待つのは明るい
ものではありません。
が、多いんですね。
人様が作ったものを「指導」や「修正」、「確認」は得意なのに
自分では何も作らない人。
こういう人に限って自分より上のものには尻尾を振るので、
組織が腐ります。
トップが現場を把握できなくなるので。
・・・あの洋菓子店はどうだったんざんしょ。