感染の疑いのある現場に乗り込んで感染されればオイシイ

 今朝のテレビ朝日「やじうま新聞」にて。
鳥インフルエンザの視察で現地入りした

「東国原宮崎県知事」

に密着して、知事が20分の視察を終えて帰ろうとすると

「もう帰られるんですか?」

と、「たった20分の視察」という文脈をテロップ付きで
垂れ流します。

テレビ朝日関係者諸兄に訪ねたい。

土石流被害などで

「作業ジャンパーにヘルメットで大名行列の視察をする大臣」

に同じ質問をぶつけるのかい?
現地で長居しようものなら被災者の大迷惑になるのだよ。

質問をかえよう。

「鳥インフルエンザ素人の東国原知事が現地で数時間事情説明」

を受けたら、どう報道するんだい?

「自治体の長とはいえ、現場を混乱させるだけだ」

さらに、現地に行かなかった場合、

「現場感覚で当選したそのまんま東知事、健脚を活かせず」

・・・やっても非難。やらなければ批判。
どないやねん!

それとも

「感染の疑いのある現場に乗り込んで感染されればオイシイ」

と、まだ彼をお笑いタレントとして扱っているのだろうか。

唯一の救いは宮崎県民の良識を報道したこと。

「現場に来て、見てもらえるだけでもありがたい」

この国の病巣はメディアだと痛風の痛みのように身に染みました。
ので、本日緊急発行。ちょっと文体がジャーナリスト風なところに
私の怒り具合を感じていただければと。

昨日のフジテレビ「とくダネ!」でも、

「知事の衣裳は作業服で」

と公約を掲げていたことに対して、

「公的な場でスーツに着替えた東国原知事」

を批判していました。

おいおい。彼にホリエモンを期待しているのでしょうか。

TPOからして公的な場、面談相手に敬意を払う為にスーツを
着るのは

「大人としての良識」

です。

私は東国原知事を応援しているわけではありません。
何より、これは宮崎県の方々のことですからね。

しかし、仕事をする前から些末なことで非難するTVメディア
は異常です。

農村型社会風土と武家社会が見事に融和したことにより、

「上意下達ヒエラルキー維持型社会」

が、心地よい美しい? 国、日本ですが、どんな素晴らしい
でも時が経てば金属疲労をおこして、ぽっきり折れるか腐食し
ていくものです。

歴史は上手くできているもので、時々において

「改革者や変革者」

があらわれ、時代に即した変化をもたらします。

凡庸な例で耳まで赤くなりそうですが、

「お勉強の得意な官僚や政治屋の家業を継いだ坊ちゃん」

による政治の限界が訪れていることは誰もが感じていることです。

得にメディアはこれを飯のタネにと大騒ぎしています。

ならばこそ、

「チャレンジする前にこき下ろすのは亡国の振る舞い」

ではないでしょうか。

まぁもっとも既得権益社であるメディア側の本音として、

「現状維持で一つ。問題は出来る限り先送りという方向で」

というのなら仕方ありませんが。

私が「アベッチ」批判をあまりやらないのも

「行動する前に批判をする無責任」

を憎むからです。
この行動には相手の行動も、それと同じく自分の行動も含めて。

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