決算なので領収書添付費用を見積もりに計上しました

 イーホームズに発注していて、オジャマモンと知り合いだという
方からお話を聞き、違法建築物件と知って購入した友人の建築士か
ら裏ネタを仕入れ、取引がある頃には口が裂けても言えないような
不動産業界の実状を聞いていると、耐震偽造の疑いがかかったあの
女性社長のホテルの援護射撃をしたいところですが、こうして
テキストとしてネット社会に流通させることは逆効果になるかと。

そこで、ここのところずっと「イラ」っとしているネタを。

「領収書添付を義務づければコストがかかる」

馬鹿こくでねぇ。政治資金収支報告書の話しです。

私は税理士でも会計士でも、ましてや弁護士でもないので、税務
会計についてアドバイスして報酬を得ると逮捕されてしまいます。

「税金で金を稼ぐのは税理士か弁護士しかできない」

命にかかわるお医者さんなら分からなくもありませんが、なぜか
この約束を疑う人はいません。

建前上は誰でも「税のアドバイス」ができるようになると
「混乱する」ということなのでしょうが、優秀な会計ソフトが出回
るご時世なのに

「独占営業権」

が認められているところに「利権」の臭いを感じつつもあまり
声高にいわないのは、その向こう側に民間企業にとっては

「警察よりもヤクザよりも恐い組織」

がいるからです。
零細企業の我が社もこの恐怖から逃れられないので、これ以上は
いえません。抹殺されてしまいます。

ちなみに会計ソフトは常に「アップデート」して、最新のルール
やノウハウを提供してくれていますが、不勉強なくせに「顧問」と
してふんぞり返り、

「社内OA化の流れを邪魔した税理士」

は、私の最後の勤務先の実例です。

できるかなV3

敬愛してやまない西原理恵子画伯の

「脱税できるかな」

は、商業出版では殆ど見られない

「ライブ! 脱税 & 税務署のホント」

です。ギャグでコーティングしているが民間企業が「言えないこと」
を痛烈に風刺しています。

私のような零細企業で、経理に人手を割けないようなところでも

「経費には領収書」

をとるのは当たり前です。
ところが政治屋さんは

「いちいち領収書をとっていては事務コストがかかる」

といいます。
今、話題の「政治資金規制ザル法」がニュースに流れ、政治屋さん
の詭弁を聞くたびに

「イラ」

っとするのです。
報道に接する多くの人は会社員ですので縁遠く、またジャーナリスト
も会社員では疎い場合が多く、フリーとなるとやはり零細自営業者で
恐い組織を敵に回したくないという実状から、この政治屋さんの
詭弁も受け入れたりもするのでしょうが、もう詭弁以外のなにもので
もなく、ばかばかしく、さらには

「全てに領収書が必要ならそのコストも見て貰わなければ」

「焼け太り」

を目指す浅ましさ。
この浅ましい発言は「事務所スタッフ」とのことですが、
今朝の読売新聞の記事を引用させていただきます。

2007年1月26日読売新聞東京14版社会面より
「領収書をすべて添付するには、スタッフを余計に雇う必要が出る。
そうなれば、国に相応の補助を求めたい」

平沼赳夫元経済産業大臣事務所スタッフによるものです。

所詮身内のゴタゴタでしかないのに復党問題で「男を上げた」と
自画自賛、自民党の自作自演劇場でヒーローとなった平沼さんです。

つまり領収添付が必要だというのなら金を出せということ。

私達民間企業は、たった一人の個人商店でも領収書は求められます。
お客さんに

「決算なので領収書添付費用を見積もりに計上しました」

と言えるわけがありません。

しかし、いちいち領収書をとるのはなんだか大変そうと思う方が
いるかもしれません。

が、私が「詭弁」といいきるのには訳があります。

ただし、これは税理士資格も弁護士資格もない兼業作家ミヤワキの
独り言です。

聞いたあとは忘れてください。茶飲み話なら結構ですが、間違って

「税務アドバイス」

などには使わないでください。私が怒られます(笑)。

「レシートでも領収書になる」

のです。また、レシートがでないお店や取引なら

「100円ショップで売っている出金伝票でOK」

なのです。
建前上税務署が知りたいのは、

「いつ、どこで、なにに金を使ったのか」

を把握するための「領収書」です。

レシートでも集金伝票でも「記録」があればよいのです。

また、領収書添付も

「費用毎に輪ゴム留め」

レベルで充分です。
だって領収書って「確認」に使うだけですから。

政治屋さんだけが買い物をして「レシート」を貰わないの
でしょうか?

「レシート」を集めて、輪ゴムで留めるのにコストがかかるの
でしょうか?

馬鹿こくでねぇ。詭弁なのです。

まぁ300万歩下がって政治屋さん達の主張を聞き入れたと
しましょう。

「領収書添付コスト」

国が負担しましょう。
税金が投入されますが、国民の誰もが納得する方法を
提案しましょう。

「輪ゴム留めしたレシートを税務署職員が、
政治資金収支報告書と付き合わせて作成する」

いかがでしょう?
このための費用なら喜んで、恐い組織のための増税を甘受しますが。

ブログ村に参加してみました。宜しければ右バナーをクリックしてください→ にほんブログ村 政治ブログ メディア・ジャーナリズムへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください