国家に健康を強制される社会

どんどんと生きにくい世の中になっているなぁと感じることは
ないでしょうか。言葉を換えれば「うるさいなぁ」てなところです。

自動車のシートベルトは任意からドライバー、助手席と義務となり
今度は後部座先の義務化となります。

私は必ず着用しますが、生きるも死ぬも己のかってという「権利」
からすればちょいと首をひねりますが、まぁこれなどは他愛のない
かもしれません。

オートバイのヘルメットだってその昔は「自己責任」で、何かが
起こっても手前の勝手だったのは昭和の話です。

喫煙も次第に包囲網が狭められ、しっかり税金を取られつつ愛煙家は
人でなしのような扱いとなることも珍しくありません。

それぞれに「理」はあります。

シートベルトもヘルメットも「手前勝手(てめぇがって)」だと
いう主張に反論するとすれば

「労働力の損失や交通事故医療費の負担増」

となります。たばこは受動喫煙から同じく医療費高騰という
主張されれば立つ瀬はありません。

しかし、受動喫煙はともかく医療費に関してはお説ごもっともで
至極真っ当な御正論ではございますが、

「風が吹けば桶屋が儲かる」

ではないでしょうか。

だって事故にあった人もたばこを吸っている人だって、
税金や保険料を払っているのですから。

つまり、桶屋が儲からないようにするためには

「保険料や税金はしっかり納めて怪我も病気もしない生活」

をしなさいなということです。

この論に立ったとします。
ならば。

「肥満も飲酒も過度な運動も一切禁止」

となります。過度なダイエットも同じラインにあり、ひいては

「ストレスとなるパワハラは傷害罪」

とまで発展していきます。

・・・息苦しくないですか?
国家に健康を強制される社会って。

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