後部座席シートノーブレーキ衝突実験

遅くなりましたが東北の地震で被害に遭われた皆さんにお見舞い
申し上げます。

被害に直面された方にとっては賛否があるでしょうが、今回
「緊急地震速報」の有用性を感じました。

当日、日課にしている近所の徘徊(散歩というほうど優雅でもな
いので)で舎人公園を歩いていました。ここは元々「街」だった
ところを用地買収して「緑」にした逆開発公園です。

日暮里・舎人ライナーの開通もあり、駅周辺は人も多いのですが
まだ「未完成」の地域、いまも「街の残滓」が残るエリアはほぼ
無人でちょっとした「冒険気分」を楽しめます。

携帯電話のテレビ機能でニュースをチェックしながら、緑の中
で国を憂いております。

「緊急地震速報です」

野太い男の声がカットインします。何事かと身構えて画面に目を
やると何事もなかったように「ウェークアップ! ぷらす」で
辛坊治郎さんが憤っていました。

聞き間違いかと警戒態勢を解いて歩き始めると

ピコン、ピコン。

震度を知らせる速報音です。
みると「震度6強」。ビックリです。

あわててクライアントの東北支店の担当者にメールを送ると、
幸いにしてこちらは被害がなく一安心しました。

その精度に賛否があるでしょうが、少なくとも「身構える」こ
とで防げる被害があるのではないでしょうか。

あの「後部座席シートノーブレーキ衝突実験」というレアな
シチュエーションのように、全くのノーガードで被害にあるより
多少はマシかと。

意味がないという報道もありました。しかし、「完璧」を追求する
日本人気質は技術者に求めて、最悪の状況を少しでもマシにするための

「セカンドベスト」

として啓蒙活動に協力するのも「報道」の仕事です。

速報に完璧を求めるが為に速報をやめるのか、速報はその程度と
しても「可能性の一つ」として続けるのか。ショップ99で高島屋
のサービスを求める姿と重なります。

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