北京五輪もヤバい!? ドーピング毒本

ユンケルやオロナミンCはドーピングか?
じゃあ珈琲は紅茶は?

本書を読む前ならそれなりの常識的な答えが
思い浮かんだのでしょうが、何編ものリポートが
筆者それぞれの立ち位置から問いかけ、統合し
たときに浮かび上がる答えは

「ばれるかばれないか」

善悪を論じません。
いやその資格はないのではないかと。

汚れた英雄、ベンジョンソンの言葉がこだまします

「国が私を保護できなかったため、私は摘発された」

当時の・・・あえて当時とつけます・・・トップ
アスリートの間では常識だったと読了後には納得
します。

ここもまた幾つかのレポートがそれぞれの筆致で
確信として記しています。

愛甲猛さんが引退後、運転をしているとみるみる
足が腫れていき「エコノミー症候群」のような状態
だと診断されました。強化された筋肉が血流を止めた
のです。

一方で究極の「肉体美」を求めるボディビルダーは
確信犯でドーピングします。リスクを含めて自分の
人生だと語ります。

国家が絡んだドーピングから「フェアとは」にも
言及します。

ならば肉厚のステーキを食べられる選手と病原菌が
いるかもしれない水しかない街のアスリートは本当に
フェアなのか。体に悪いというなら力士の体型は?
100m走も身長体重別で競争すべきではないのか。

ルールで決められていることを破るのは悪いことです。
しかし、そのルールが正しいのかを考えることも
また必要な姿勢です。

ドーピングは・・・と考えた一冊です。

■北京五輪もヤバい!? ドーピング毒本
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