国会議員10年で貴族に

 この週末も芸能人の離婚からサブプライムローンまで語るワイド
ショーで騒がしいであろう「ネタ」をくすくす笑う為に。

太郎ちゃん。もとい、我が国の首相となった以上は敬意を払って
麻生総理となりマスコミはまた大騒ぎです。いいたいことはわかり
ますが庶民の味方面しても、セレブの側にいるだけに説得力がない
ことにいい加減に気がつかないのでしょうか。まるで裸の王様です。

また、社民党の党首の勘違いを見るにつけ涙が止まりません。
多分ご本人は芸能人が問題を起こす度にコメントを求められる
和田アキ子さんのような

「ご意見番」

を気取っているのでしょうが、扱いはにぎやかし、局によっては
寒い駄洒落や語感の悪いコピーを口にする彼女を

「失笑系」

として扱っているというのに。ほら、メディアの「不偏不党」と
いうお題目で各党党首は均等に扱わなければならないという、あの

「愛は地球を救う」

並の妄想で取り上げられていることに気がついていないのでしょ
うね。

本題です。「政治の世襲化」。
小泉純ちゃんが引退を発表し、次男が「跡継ぎ」となることにも
批判と非難が集まっていますが、少なくとも芸能界とテレビ局の
人間にはいわれたくないと政治屋さんも思っていることでしょう。

よく「芸能人は芸がなければ二世でも成功しない」といいます。
これは本当。でも

「政治屋もあまりの馬鹿では務まらない」

というのも本当。ふんぞり返ったおぼっちゃんも中にはいると
ききますが、オヤジの遺産を食い潰したらダメになりますし、これ
は例を挙げればキリがないのですが「某大女優の息子」のように
なるのと同じです。小遣いをたっぷり貰っていけないクスリに手を
だしていても「芸能界復帰」が容易なのは七つの光のお陰様です。

テレビ局が「コネ入社」が多いのはつとに有名です。フジテレビ
はそれを逆手にギャグにしたりします。

ただし、これらに共通するのは「敷居は低くなる」ということ。

親が政治屋なら、芸能人なら、著名人の息子ならばです。

が、その後は自分の力の世界でもあります。

政治屋さんは選挙の時しか働かないというのは都市伝説です。
たしかに私の知る限りでも

「組織」「若さ」「ハンディキャップ」

を背景に選挙期間しか仕事をしない政治屋さんもいますが、
町内会、商工会、法人会、有志の集まり、お祭り、イベント、
運動会などなど足繁く通い、ほぼ休み無く「活動」している議員
は沢山います。

それも選挙活動だという指摘もあるでしょうが、そこが接点と
なり政策に反映されるのもまた事実です。

酒席では時に絡まれることもあります。

良い人もいれば悪い人もいるのはどこの世界でも一緒です。
ご苦労様と心から感謝したくなるほど働いている人もいます。

「世襲」は「機会の平等」からは不公平であることは認めます。
しかし、自由競争の商売の世界にいるものから政治屋さんを
みて大変だなぁとも思います。よくやるなぁとも。そして、

「政治屋という家庭環境に育ったから耐えられる」

という面もあるのではないでしょうか。

安倍、福田のお坊ちゃまにはその資質がなく、特に福田さんは
年金未払いが発覚した小泉政権時代

「とっとと逃げ出した前科者」

ですから、サプライズでも何でもありませんでした。しかし
一方で小泉純ちゃんのような「傲慢」にことを進めたお坊ちゃんも
いました。

これは資質の問題で「世襲」が理由と見るのはいかがかと。

そしてここでミヤワキは大胆な提案をいたします。
この話しを提起することで今夜の「ワタミ」は盛り上がること
でしょう。

「国会議員を10年以上続ければ貴族に」

貴族復活です。身分制度です。
国のために粉骨砕身働く方には報酬ではなく名誉で答えます。

選挙に落ちれば平民というは一見平等のようですが、それまで
国のために尽くしてくれた方に対して失礼ではないかと考えるの
です。そして下賤な平民だから利権を求め蓄財をします。だから
貴族です。10年以上国政に奉じれば選挙に落ちても貴族です。

どうでしょうか? 大胆すぎますか。
それともお怒りでしょうか。体制に日和ったか! とお叱りを
受けるかも知れませんが、それは価値観の問題です。

ミヤワキはこう考えます。

「高貴な地位にあるものは高潔であるべき」

貴族になります。すると下々の平民と同じ「人権」は消失します。
あれは弱者の為の概念で強者や「公(パブリック)」には適用
されません。公職に奉じるための被選挙権は行使できますが、
選挙権も奪われます。何せ自らが「選ばれたもの」ですから必要が
ないということです。

もちろん資産はすべて公開です。妻や子供ももちろんです。
収入は当然です。高貴な方が疑いをもたれないように腐心する
こともまた努めです。庶民は嫌らしいのですが、高貴な方は
その民を守るために存在するのですから。

「ノブレスオブリージュ」

ということです。
もちろん、その身分は「世襲」できます。
政治地盤を引き継げるのが特典です。

「世襲」しなければ、貴族の地盤か親族が出馬するのは禁止です。
世襲には養子もOK。世襲により高潔な魂がひきつがれていきます。

逆に言えば高潔な魂を引き継がずに「平民の権利」をもったま
ま「貴族様」と同じ地位に就こうなどという不届きなことは許さ
ないということです。

もちろん、それは全てにおいてです。
平民と区分された貴族様の栄誉は一族に与えられます。

仮に戦争が起きます。
愚図で間抜けな平民の前に立ち、敵の攻撃を防いでくれるのは
もちろん「貴族様一族」です。これはイギリス王室などでは当たり
前のことで、労働者階級の口の悪いものはこういいます。

「あいつらはその為にいるんだ」

コホン。いやいや高貴な方には重要な仕事があるのです。

これは当然のこと、「海外協力」で危険地帯の先頭に立つのも

「貴族や貴族の息子」

です。指導者階級に属するものは前線指揮の経験を国政運営に
役立てるのですから「教育プログラム」の一環としてです。

アフガンでことが起これば貴族の師弟、親族で編成された

「貴族隊」

が先陣を切ります。彼らが捕虜になろうと拉致されようと助ける
ものはありません。それは貴族の名誉を穢す行為だからです。

そしてあり得ないことですが、貴族様がその立場を利用して
醜い金儲け、私財をため込むなどしたら・・・死罪・・・は、
厳しすぎますから、

「身分剥奪の上、儲けた分を没収し居住地より追放。
同時に関係各所への接見を禁じ、違反した場合は・・・死罪」

つまり、貴族の身分に相応しくないので平民に戻し、
影響力の及ばない地域に転居させると徹底します。

どうでしょうか? 貴族制復活。ついでに参議院を廃止して
貴族院も復活させます。

世襲の問題は世襲にあるのではなく、そこに利権というずるや
働かないことなのです。だから、否が応でも働く仕組みにして
高貴な身分には高潔な魂が求められ、都合が悪くなると

「私だっていち国民だ」

と平民の側に逃げ込ませないための仕組みとして「貴族」。
いかがでしょうか。

あと国家公務員なら20年。地方公務員は25年で「貴族」
にしたいところです。その地位でズルをさせないためにも。
政治屋と同じく公務員も「世襲禁止」にして、世襲する場合は
「貴族」になれと。

・・・そして貴族の特典がもう一つ。
あの衣装をきてあの帽子を被り

「ルネッサ〜ンス」

とやれるのは貴族だけと。
はい、今夜はワタミでルネッサ〜ンス♪

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