コンビニでティッシュペーパーを買っていませんでしたか?

 私にはお金を蓄える機能が不足していました。
それに気がついたのは結婚して3年目だったでしょうか。

以来、お金の使い道は私が決めますが、実際の現金は
奥さんに渡し任せています。貯蓄機能を上回る浪費が
あったからです。それも衝動買いや趣味への浪費ではなく
気がついたらお金が無くなっている「なんとなく浪費」。

逆にこの「なんとなく浪費機能」が、広告宣伝を仕掛ける
側になり役立つのですが、売り手の「思うつぼ」をいつも
買っていたものです。

そして恥ずかしいと思っていました。浪費はともかく

「貯金がない」

念のため補足すれば預金も含めた「貯蓄」ですが、見事に
ありませんでした。

稼げば何とかなるというポジティブシンキングが危機感を
遠ざけていました。

独立時の資金は「30万円」。雀の涙の退職金です。
実際には奥さんのほうでいくらかは貯めてくれていたのですが、
自分が把握していたのはこれだけで、ここでも「稼げばいいや」
とポジティブに石橋を叩く暇があるなら全力で駆け抜ければ
どうにかなるだろうとダッシュしました。

そして気がつきました。

「月給が無くなる」

当たり前ですが、会社を辞めると月給がなくなります。
なんとなく「あるのが当たり前」と思っていたのです。

貯金をしていない恥ずかしさは恐怖と苦悩に変わりました。

「いざというときのために」

子供の頃からいわれていた言葉を思い出しました。

幸い、全力ダッシュが奏功し「いざ」という時にであう
のはもう少し先の話でしたが、いま、テレビ朝日の
「サタデースクランブル」をみていると契約更新を断られた
派遣労働者がこう呟きました。

「貯金もなくてどうすればいいのかわからない」

私が厳しいことをいうのは経験から。

週刊少年ジャンプを買ってませんでしたか?
ボックスティッシュをコンビニで一箱ずつ買っていませんでしたか?
ついついラーメン屋に通っていませんでしたか?
コンビニのお総菜を週に何回食べていましたか?

ジャンプが悪いとはいいません。しかし、身の丈にあった
生活というのがあり、生活防衛を蝕むのであれば「立ち読み」
や「古本」という選択肢もあり、さらにいえば

「読まなくても死にはしない」

のです。ジャンプ代は雇用主の責任ではありません。
そう浪費癖のある私は独身時代、ボックスティッシュは
コンビニでその都度買っていました。一箱300円ぐらい
だったと記憶しています。漫画も週刊誌だけで6冊。隔週
月刊、季刊、増刊をいれれば何冊か覚えていません。

サッポロ一番なら80円で、特売で買えば50円ぐらいの
ですが、ラーメン屋で「ラーメン&チャーハン」を注文し
調理能力は人並み以上にあるのですが、コンビニの酢豚や
焼き鳥を買っていました。

酢豚も雇用主の責任ではありません。

テレビにでてくる派遣さんの括弧には35、42とあり
どうやら年齢のようです。

えぇっと、様々な事情があるという前段を割愛していえば
こうなります。

「貯金がないのは自分のせい」

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