第6話:専門用語という符丁

 分野が違いますが私の体験という実話がもとになっています。
広告代理店勤務時代に「制作」という事業に着手しました。

とっかかりは「チラシ」で、当初は「一太郎」で打ち出した文字の
切り貼りレベルでした。もちろん、これで「商品」として許される
ものは少なく、本格的なDTPは避けて通れません。

コンピュータについての知識はありましたが、主にNEC9801
シリーズが権勢を誇った時代のもので、C言語を習得していても
DTPでは役立たずです。

迷ったら現場に当たります。印刷屋、デザイナーのところに
足繁く通いました。が、なかなか理解できません。それは
彼らの話す「専門用語」が理解できなかったのです。もちろん
訊ねれば教えてくれたのでしょうが、こちらが「素人」と
足元を見られればその後の取引に影響します。

そこで会話にでてきた「単語」を調べるところから始めました。

「フィルム」「刷版」「Q数」

などなど。単語が分かれば所詮は人のやること。もともとの
パソコンの知識と組み合わさることでDTPの概要がつかめた
のです。

そしてぼちぼち仕事が増えてきて会社がとったのは人員増強。

・・・いい話だと思うかたは本編をご覧ください。私の下に
ついたのは営業もDTPも未経験の新人だったのです。

結局、新規事業として飛躍するのはその後、経験者をいれて
からでした。

◆マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」- 第6話:専門用語という符丁
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/04/27/5433

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