明日投票する前に読むブログ

 ワケあって久米島にいってました。
で、明日は選挙。
思い出したことを綴ります。誰に投票するか決めかねているあなたのために。

日本新党ブームに期待したのはバンド活動も停滞期となり、身分は
フリーター、いわゆる無職。高校卒業と同時に渡米して、ビッグになる
という夢というか妄想をすでに忘れていた頃の話。

なぜ? 日本新党か。

今を変えてくれる何かを期待したから。
自分には微力すらなく、すべては生まれ落ちた時代と環境のせいと
嘆き、かといって努力はせず、いっぱしの批評家きどりで天下国家を
語っていました。

今の私が彼に出会ったらこういうでしょう。

「まず、今きみにできる努力をしているかい?」

ギターの練習は? 作詞は? 作曲は?
メンバー探しは? 勉強は? 仕事は?

何ひとつ自分で行動せずにいたと今なら言えます。
しかし当時の彼はすべて外部要因に理由をなすりつけることに
余念がなく、客観視をするその術すら知りません。

で、「政治が悪いから」と理由を求めて。
よい政治になれば俺も変われると。戦後40年の旧弊を
打破してくれれば、そうそれは

「とにかく自民党以外の政権となればなにかが変わり俺も少しは恩恵にあずかれるかも」

今なら的確に表現できます。
それは「他力本願」だと。

紆余曲折は省略。
で、自分にできる努力から正社員となりました。
なぜかワーキングプアや日雇い派遣村の村民に嫌われる営業職に
未経験ですが、できる努力のひとつです。

で、イラクに兵隊さんを送った理由をわからない友人のために
メルマガを書き始めました。

で、少しですが自分にもできることが増えて、あのときの自分を恥じています。

「とにかく何でもいいから変えたいと思ったことが政治の混迷を深めた」

これが事実です。そして今、その衝動を、かつての私がそうだったように抑えきれない気持ちだけは分かります。そしてそれも良いのかも知れません。

しかしひとつだけ頭の端に残しておいて欲しいメモ書きがあります。

「自分の決断を忘れないで」

郵政選挙しかりです。私たちは傍観者でも批評家でもありません。
選挙においては当事者です。

ブログ村に参加してみました。宜しければ右バナーをクリックしてください→ にほんブログ村 政治ブログ メディア・ジャーナリズムへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください