無責任な立場で眺める「政治ショー」

 すっかり政治が楽しくなりました。
イヤミではなく掛け値でもなく。

迷走する鳩山総理に谷亮子選手も楽しいです。

そして最近一番のヒットは

「フライング雪子」

民主党 三宅雪子衆議院議員への自民党甘利議員の「暴力(笑)」
です。これについてはテレビ朝日系の報道がもっとも正しいでしょ
う。なにせ「その瞬間」を捉えていたのはテレ朝だけなので。

ユーチューブ映像へのリンクを添付しておきます。

■フライング雪子 ニュース映像
http://www.youtube.com/watch?v=7_OcQzSzvhI

そしてこの映像を信じる限りにおいて断言できます。

民主党、いくらなんでも懲罰動議は暴発だろ。

自作自演の好きな党です。
しかし、三宅氏は凄いですね。一般論としてですが

「女は強い」

を体現しています。
ひ弱な男は嘘の証拠を突きつけられると認めてしまいますが、
たくましき女性はこういいます。

「その証拠が正しいって誰が決めたの」

くわばらくわばら。もともと信じていなかった民主党ですが
その認識が間違っていなかったと次々と確認させてくれる事件が
おきているのも政治が楽しい理由です。

半年ほど継続して笑わせてくれている「普天間」もそうです。

沖縄県の当事者にとっては不謹慎と叱られるのでしょうが、
沈静化へと向かっていた足首の炎症を、寝ぼけて「かかと落とし」
を板張りの床にきめて悪化させたミヤワキ並みの愚かな首相を
笑ってしまうのです。

これは先週の話し。3月末より始まった足首の不調も
もうほぼ完治とリハビリがてら散歩を開始したその夜。夢の中、
何かと戦うミヤワキ。閃光一撃、現実では決められない美しい
「かかと落とし」を決めた刹那、激痛が私を現実に引き戻します。
寝転がりながら床に向かってかかと落としを決めたようで、
そして右足首は悪化し、1週間経ち、ようやく収まりつつあります。

一方、収まる兆しも見えないのが普天間。選挙対策での軽口が、
その後の不勉強にルーピーというファービーのようにキュートな
綽名を拝命するにいたりました。

徳之島への移転やらなんちゃらでまぁ簡単にまとめると、こう
いう批判に笑ってしまうのです。

「結論ありきではなく島民(住民)と話し合うべきだ」

ぷぷぷ。島民の皆さんではなくマスコミに笑っているのです。

あれは八ッ場ダム。
結論ありきで現地入りを表明したのは、どこの党の大臣だった
でしょうか。

ついでに諫早、そして宮崎。

民主党は「結論ありき」で常に行動し、それを「政治主導」と
述べるのがスタイルなのです。根回しをし、時に話を聞き、
落としどころを探る「自民党スタイル」などできないのです。

そう、それが「The政権交代!」なのですよね。多分。
民意が表されるのは「選挙」であり、選挙の付託を受けたので
すから、民主党(と書いて小沢幹事長と読むという噂もあり)が
シロといえばカラスも郵便ポストも白くなります。

ちなみにこの民意に含まれるのは「民主党に都合のよい結果」
のみであることは、各種地方選挙の敗北を一顧だにしない姿勢が
表しています。

そしてマスコミ批判。

いや、これには断固ノーと。

一年間、麻生太郎ちゃんへの「イジメ」と比較すれば、
いまの民主党への批判など「叱咤」のレベルです。

週刊誌報道ですが、小沢一郎氏とずぶずぶの関係が取り沙汰される
フジテレビまで民主党よりになったことで、オール民主党応援団
となったテレビでは自民党政権時代には当然のように行われていた
首相への

「人格否定攻撃」

は行われていません。

ところが面白いもので「市井(街角)」レベルで、話を聞くと
我らが鳩山首相について、人差し指を側頭部にもっていき、
トリプルアクセルをきめる人に出会うのは難しくありません。

あるいは「ぼっちゃん」、または「決められない」などなど
これが「民主党支持者」からも声が聞こえるので笑ってしまう
のです。

口蹄疫でも所管大臣は発生を知りながら、メキシコ旅行・・・
もとい南米視察にでること自体が自民党政権なら集中砲火級の
できごとで、あまつさえ、帰国後に宮崎に直行せず後援会
活動に勤しんでいたなど倒閣級の批判を浴びた後、赤松大臣の
辞任は余儀なくされていたことでしょう。自民党なら。

しかし、これが「民主党」なのです。
その後援会を伝えるブログは必見です。

■口蹄疫よりも後援会を優先した赤松広隆大臣
http://souzui.blog113.fc2.com/blog-entry-111.html
(ブログ:日出る処の天子より)

マニフェストにしてもそう。

「柔軟に対応」「固執することはない」「現実に目を向けて」

と囁くそれを一年前ならこう誹ったものです。

「公約違反」

自民党政権下では一言一句の厳守を求めていた人たちが、とても
優しい姿・・・いやその姿に焦りが見えるところも楽しいのです。

焦りの正体は「民主党で大丈夫なんだろうか」。

さらにこんな声も。

「自民党への怒りや失望が民主党を支持した」

という論。
笑いを通り越してしまうのは、こういうことを宣う識者の論は

「自民党への甘え」

からでているからです。

政権交代をしたのです。民主党に託されたのです。過去のいきさつ
をすべて無視するわけではありませんが、過去を踏まえて民主党の
議員は選挙に出て、大勝し、政権を奪取したのです。

ところが上手くいかなくなると自民党に責任を転じるのは論外。

それは「自民党が悪い」といっていれば成立したビジネスモデルの
転換ができない自分を責めるべきこと。

だって民主党唯一成功した人気取り政策「事業仕分け」をこう
述べる人がいますか?

「自民党政権があったから事業仕分けができた」

自民党政権が作った負の遺産があったから立ち向かい、それに
やんやの喝采を浴びせたのではないでしょうか。

ちなみにここでも自民党としましたが、それを選択してきたのは
私たち国民で、すっかり忘れてしまいましたが、2000年代に
はいり民主党が政権を取るのに時間がかかったのは、原口大臣な
どがよく口にする

「自民党に虐められた」

からではなく、民主党の「自爆」が主な理由だったのです。

フライング雪子に目を細めるのは、与党になった今でも同じこと
をする姿に「性癖」をみるのです。

にも関わらず、財政問題などですぐに「自民党」を持ち出すのは
こういうことです。

「前夫との生活で作った借金と、その間に生まれた子供を引き取る
条件で再婚してみたら、ことあるごとに前夫の悪口を言うダンナ」

イヤですね。私の昭和的価値観では「女々しい」とするのですが
田嶋陽子先生に怒られますので「男男しい」とでもしておきます。

で、結論を述べますが、私が楽しいのでは消去法的な支持ですが
いまでも私は「自民党支持者」。

つまりは「野党」。

昨年、民主党を政策の実現性や政治と金に両目をつむりながら
応援していた人の楽しさが、いま私を包んでいます。うぷぷぷ。

無責任な立場で眺める「政治ショー」を楽しんでいます。

・・・えぇ、この「立場」が重要。市井の庶民でござんすが、
応援している応分の「責任」を感じていたということで、それこそ
がいち国民としての政治参加の「立場」ではないでしょうかね。

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