エビといってエビをだしたのになぜ責められるアルネ

食品偽装の背景にあるのは何かとひとことで言えばグローバル化です。資本の論理というのでしょうか。

利益至上主義です。

だから食材偽装を報じた「ワシントンポスト」などは、死人がでたわけでもないのに大騒ぎしていると報じます。

奴らの感覚からすれば、エビといってレタスがでたわけではないというものでしょう。日本人との感覚の違いです。

しかし、TPPにより日本国内の米国化が強制されます。すると今回は社会問題となりましたが、仮に食材偽装をしたレストランやホテルが米国資本だったなら、

「日本のメディアが競争を阻害している」

と騒ぎ立てることでしょう。異文化をひとつの価値観という鋳型にはめ込むことに無理があるのは、いまの中国をみれば明らかなことですが、米国の思考回路は中国と非常に似ている「俺様主義」なので気がつきません。

さて、

「小さいエビはみな芝エビ」

と宣い、今後は改めると発表したのは公益社団法人「日本中国料理協会」で、会長は「中華の鉄人」こと陳建一さん。しかし、「小エビ」と表記しいる中華料理屋はありました。

高級料理・・・もとい、高額料理を提供する中華屋でのできごとではないかと訝りますが、しかしこれも文化の違い。

俺様主義の西洋の覇者と言えば米国ですが、東洋の雄はいわずとしれた中国。中華料理とはその中国を発症とする料理で、陳さん始め、中国由来の人物が活躍しています。

ここで思い出すのが石景山遊楽園です。偽物キャラクターに溢れた中国の遊園地です。さらに「ダンボール入り肉まん」です。または羊肉と称した「ネズミ肉」です。まだまだありますが、胸焼けを起こすのでここまで。

そこで想起するのはこんな本音です。

「エビといってエビをだしたのになぜ責められるアルネ。
エビと言ってミミズをだしてからオコレヨ」

中華文明の体質とグローバル化。船場吉兆の例もあったように、どちらにしても社会の劣化は著しく、信じる者は自分だけの時代になりつつあります。

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