ヘイトスピーチとは何か〜サンデーモーニング報道から検証する

 日曜朝の反日番組TBS『サンデーモーニング』が「ヘイトスピーチ」を取り上げていました。国連人権委員会の勧告という左翼の伝家の宝刀を持ちだしてのこと。

 この国連人権委員会の勧告の元になるのが、日本のNGOが提出する各種の資料で、NGOは左翼団体といっても語弊がないほどの反日集団であるとは、今月号(2014年10月号)の『WiLL』で詳しく紹介されています。

 いわゆる「従軍慰安婦」を生み出し「性奴隷」という国際的な捏造を生み出したのも、国連人権委員会であると言えば、実態を想像することは易しいでしょう。

 ちなみにというか、腹立たしいことに「性奴隷」と言いだしたのは、国籍上は日本人の戸塚悦郎(弁護士)。朝日新聞をはじめ、日本人が日本の名誉を、捏造を根拠と掲げて貶めています。

 さて、『サンデーモーニング』をワクワクしながら視聴し、想像通り落胆します。なぜか? 報道とは事実を淡々と報じるだけではなく、そこに至った経緯や事実関係を深掘りするものです。特に週一の番組は、速報性で帯番組に負けることから、周辺情報を掘り下げることで、肉厚な内容にするものです。

 つまり「ヘイトスピーチ」の内容、発言者の素性、生まれた背景などに踏み込むのが、この手の番組の存在意義といえます。

 ところが一切触れません。そこで蛇足ながら、「ヘイトスピーチ」について基礎情報を触れておきます。

「ヘイトスピーチ」がクローズアップされたのは、東京は新大久保のデモといって良いでしょう。韓国人街というか、韓流ショップの建ち並ぶ新大久保におけるデモで、

「在日朝鮮人、ぶち殺せー!」
「在日韓国人、朝鮮人のやりたい放題、誰が許すか!」
(NHK 『おはよう日本』サイトより引用)
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/05/0531.html

 ヘイトスピーチを解説するとき、特定の国や人種の差別といいますが、今般話題になっているヘイトスピーチとは「在日朝鮮人排斥」といってもよいでしょう。

 デモは合法的に行われており、永田町で歩道を不法占拠している左翼のそれとは違います。つまり「主催者」がいるということです。

 その主催者とは「在日特権を許さない市民の会」。彼らの主張をウィキペディアから引きます。

“在日韓国・朝鮮人が所有しているとされる「在日特権」を無くし、普通の外国人と同等の待遇に戻すことを綱領として設立された団体である”

 これを紹介すると「在日特権」の有無が事実関係において重要となることは言うまでもないでしょう。

 それでは「在日特権」とは何か、といえば犯罪を犯したときの「通名報道」もそのひとつ。かつてより減りましたが、朝日新聞などは通名報道を維持していたと思います。読んでいないのでわかりませんが(笑)。

 通名とはなにかといえば、朝鮮・韓国籍ならば、それぞれの国柄を表した名前をもっているものです。しかし、在日のなかには「日本風」の名前を使用している人がいて、それを通名と呼ぶのですが、法的には芸名やあだ名と同程度の位置付けで、ならば「ASKAこと宮崎重明被告」のように報じなければならないことを、在日限ってはやっていないと言うこと。

 たかが名前ではありません。犯罪者の周囲が知ることも、社会的制裁の一部だからです。さらに以前は、通名で銀行口座まで取得できたのですから「特権」といっても良いでしょう。

 本稿は「ヘイトスピーチ」についての解説なので触れませんが、つまり「在日特権」と呼ばれるものの有無が、ヘイトスピーチが生まれた背景にアリ、仮に在日特権なるものが都市伝説ならば、それは国連人権委員会の勧告も正しいとなりますが、反対に在日特権があるのならば、在日(朝鮮人・韓国人)以外の日本人や日本に住む外国人への「逆差別」になり、これは当然改善しなければならないということになります。

 で、結論を述べれば在日特権は朝日新聞紙上で確認できるということです。するとヘイトスピーチへの自制の呼びかけはともかく、そもそもの原因は「人種差別」ではなく「在日特権」にあり、それがことさらクローズアップされるのは、日韓関係の悪化で、その引き金を引いたのは誰かとなれば、自ずと問題の本質があきらかになるので、反日番組『サンデーモーニング』では掘り下げません。

 念のため、記しておきますが、ヘイトスピーチを称揚するものではありません。あれは主張が乱暴すぎますし、品位がちょっと。在日朝鮮人や韓国人、在日フィリピン人やイラン人の知り合いも今したが、人生色々で、いっしょくたにすることはできませんので。

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