朝日新聞とSEALDsの「民意」とは

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 白熱の接戦。文字通りの死闘。過ちの果てに悲劇が起こるのかと思われた刹那、それを上回る乾坤一擲の勝利。なにかといえば、サッカーの欧州選手権ユーロ2016の決勝「フランス VS ポルトガル」。前半にスーパーエース C・ロナウドが負傷交代して、どうなるかと思われ、実際、フランスに押し込まれながらも凌ぎきり、延長までもつれ込みPKが視野にはいったころのファインゴール。

 ポルトガルの優勝を見届け、うっかり「二度寝」をし、BSプレミアムの「とと姉ちゃん」の直前に目を覚まします。犬の散歩の前に、メールその他をチェックすると、Twitterのタイムラインはパヨクによる怨嗟の嵐。

 と、思いきや朝日新聞も同じく。なんでも選挙期間中に、改憲について積極的に取りあげなかったことをもって「後出し改憲」なる造語を社説にて発表。「安倍る」を生み出した捏造新聞だけのことはあります。

 改憲とは自民党の党是であり、安倍晋三という人物の個人的趣味ではありません。憲法を改正する方法はその憲法に明記されており、憲法を守る立場にあるのなら、その憲法に定められた手続きに従う以上、変えないことに拘泥することは、立憲主義どころか法治国家の根本を揺るがすということ。

 また、政策を掲げるのは与党だけに課せられた使命ではありません。まとめサイトに適切な突っ込みを見つけます。

“野党が改憲阻止唱って負けたんだから民意は改憲賛成なんだろw”

 民意は示されたと見るべきでしょう。改憲を推すかはともかく、積極的に改憲に反対はしない。議論の前で否定する民共、朝日新聞、そしてパヨクより、健全な民意と言えます。

 彼らの態度は、朝日新聞やパヨクな連中が認めた内容と、手続きをとったときだけ憲法改正が認められるかも知れないとは、どんな思い上がった連中でしょうか。いや、思い上がっているのですが。

 その一例がSEALDsのバカ。

 SEALDs中心メンバーの、UCDこと牛田悦正の発言です。

“アベノミクス評価してるバカが国民の半分以上いるのか”

 国民の半数はバカ、といっています。裏返せば「評価しない俺様が賢い」という告白。

 ただ、バカっていう人がバカなんだよね、バカ。本当に賢い人は、バカ本人に利口であるかと錯覚させて、意のままに操る人。

 で、民主主義とはそのバカにも一票を与え意志決定する仕組みで、代議士などによる間接民主主義は、政治という面倒な仕事を国民が税金経由でアウトソーシングしているだけ。

 はてさて、SEALDsの二十歳そこそこの小僧が、日本国民の半数をバカと罵倒し、朝日新聞は「後出し改憲」と結果にミソをつけようとしています。

 選挙、あるいは「民意」を馬鹿にしているのは誰か。失政も多い安倍政権を、影で支えるのはこの手の連中です。もはやネットでは「朝日が否定するなら正しい」がデファクトスタンダードとなりつつあります。そしてSEALDsが積極的に支持するモノや主張も以下同文と。

 それに比べてフランス代表の、落胆はいたしかたないとしても、誤審すらも受けいれる「グッドルーサー」。結果を粛々と受け入れるから、次へと繋がる、より強くなれると安倍首相の笑顔と、岡田民進党代表の屁理屈が並ぶ新聞紙面に確認します。

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