大平 裕「知っていますか、任那日本府」を読みました。
これは「日本古代史正解 渡海編」の中の任那の歴史を詳細に考察したものです。
内容は学術書に近く、様々な史料、遺跡訪問から任那について書かれています。
歴史の学術的な研究とはこういう方法でやるものだということがよくわかります。
日本は400年頃に百済を高句麗から助けるために百済の要請に応じて参戦し、任那とともに北上して新羅を攻略しています。
日本の初めての海外戦争でした。
これらの経緯は中国にある広開土王碑に書かれています。
1980年代に朝鮮半島の南部に14基の前方後円墳が発見されました。
前方後円墳は日本に固有のものと考えられていましたから韓国の学者は、前方後円墳は韓国が発祥の地だと喜びました。
調べると造営年代は日本のほうが古く、韓国のぬか喜び、から騒ぎに終わりました。
しかし驚くことに、その後、韓国は前方後円墳を削って円墳にしてしてしまったのです。
自国有利のためには歴史的遺物の破壊、改ざん、でっち上げなど何でもアリの民族性には呆れます。
中国民族の師匠の中国民族と同根のえげつなさです。
広開土王碑の拓本も韓国人学者のリジンヒが日本軍が改ざんしたとイチャモンを付けて真相を巡って騒ぎがありました・
このイチャモンで日本の教科書の仁徳天皇陵は大仙古墳と変更されました。
この騒ぎも2006年に最古の拓本が中国人古代学者の除古建によって発見され騒ぎに終止符を打ちました。
最近の日本人拉致事件、いわゆる慰安婦デッチ上げ問題をみても朝鮮民族のエゲツなさ、嫌らしさ、下劣さには辟易します。

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知っていますか、任那(みまな)日本府 韓国がけっして教えない歴史 単行本 – 2013/9/11
大平 裕
(著)
1500年前の朝鮮半島には「任那」と呼ばれる地域があった。古代日本人の居留地、交易の中心地であり、半島中南部を軍事的に押さえる要衝の地でもあったが、韓国ばかりでなく、いまや日本の学校教育でも「任那」はほとんど教えられず、長らく無視されてきた。
本書は「任那」についての歴史的事実を史料をもとに明らかにする。
かつて日本(倭)は新羅や百済を臣民としていた。それどころか、百済や新羅が東洋史に登場するよりも100年以上前から、倭国が半島南東地域を管理していたことは、中国の史書に記されている。高句麗・広開土王の生涯を刻んだ「広開土王碑」の碑文にも「倭、任那」の記述がある。碑文の不毛な改竄論争も最古の拓本発見で終止符が打たれた。そして記録に残るかぎり、「日本府」という名を最初に使ったのは倭人ではなく新羅王であった。
ここまで明らかなのに韓国がけっして教えたくない半島の歴史―「任那」の真実がこの1冊に。
本書は「任那」についての歴史的事実を史料をもとに明らかにする。
かつて日本(倭)は新羅や百済を臣民としていた。それどころか、百済や新羅が東洋史に登場するよりも100年以上前から、倭国が半島南東地域を管理していたことは、中国の史書に記されている。高句麗・広開土王の生涯を刻んだ「広開土王碑」の碑文にも「倭、任那」の記述がある。碑文の不毛な改竄論争も最古の拓本発見で終止符が打たれた。そして記録に残るかぎり、「日本府」という名を最初に使ったのは倭人ではなく新羅王であった。
ここまで明らかなのに韓国がけっして教えたくない半島の歴史―「任那」の真実がこの1冊に。
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2013/9/11
- ISBN-10456981400X
- ISBN-13978-4569814001
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商品の説明
著者について
大平正芳記念財団理事長
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2013/9/11)
- 発売日 : 2013/9/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 259ページ
- ISBN-10 : 456981400X
- ISBN-13 : 978-4569814001
- Amazon 売れ筋ランキング: - 364,042位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月30日に日本でレビュー済み
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いつの間にかフェイク扱いとなった任那日本府!
この本を通じて、真実を理解できました。
この本を通じて、真実を理解できました。
2021年1月4日に日本でレビュー済み
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科学的根拠(発掘品を比較するなど)を示しての論評でなく、個人の思いが前面に出た文章である。期待していたのに少ししたら読む意欲が薄れて、止まってしまった。
2013年10月26日に日本でレビュー済み
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日本と大陸との交流は、朝鮮半島経由という俗説が流通している。が、そうではないという異論である。
それは、朝鮮半島南部で日本が支配していた「任那日本府」の存在である。
経由地であっても大陸とは直接交易・交流していたとする宇宙から見たような斬新な提唱である。
そもそも、朝鮮半島の最古の歴史文献は、「三国史記」であるがそれは実に、12世紀の作である。「日本書紀」は8世紀である。
朝鮮半島は、地政学的に極めて独立が難しく属国状態が続いた。国家の体を成していなかったのである。オリジナルなものはないはずである。甕棺は、日本では縄文に始まるし淵源は黄河文明か南インドかもしれない。支石墓は、遼東半島かもっと奥と言われている。銅鏡については、言うまでもない。
古代日本は、南京・山東半島・任那・沖ノ島(宗像)という交易交流圏を形作っていたのである。
それは、日本列島固有の墓制である前方後円墳が朝鮮半島南西部(任那の勢力範囲)に多数分布していること。但し、改竄・捏造の恐れがある。
また、日本産の翡翠勾玉が新羅・百済・任那で大量に出土していることによって裏付けられる。
敗戦により、左派イデオロギーが蔓延し考古学・古代史分野に於いても朝鮮半島経由説が一世を風靡した。
騎馬民族渡来説は、その代表例である。しかし、今日では否定されているし僅かの支持者がいるばかりである。
人骨についても、大陸での発掘が進むにつれて朝鮮半島との近親性は言われなくなった。
何といっても「米」の遺伝子解析により大陸直接渡来が明らかにされたことが大きい。
歴史学者は、相も変わらぬ狸寝入り状態から目覚めることが出来るであろうか。それは、知性によるしかない。
1880年に畑から発見された5世紀初頭の「広開土王碑」というのがある。この碑文は、古代朝鮮半島及び古代日本の姿を明らかにしている。倭が391年に新羅・百済・任那を臣民としていたとある。
在日の学者は、1884年酒匂大尉が採った拓本は改竄していると主張した。だが、2006年中国社会科学院の徐建新が1881年最初に採られた拓本を発表し相違ないことを明らかにした。
それでも、韓国は、今度は中国が捏造・改竄していると主張した。
日本人の理解の外にあるのが、朝鮮人の歴史観でありそれは願望であるとするものである。多分、拉致についても理解することは困難であり文化の違いかもしれない。
その国の文化と国民性は諺が示している。
処女が子を産んでも言うべき言葉がある。泥棒をしてばれても弁明する。憎い子に餅を一つ余計にやる。鳴く子は餅を余計に貰える。一度やっても売女、二度やっても売女。
こういうのがあり、捏造・無法は悪くもないのである。
そして、こういう例がある。
洛東江流域の旧伽耶地域で発掘が進んでいるが、現代韓国の政治的願望による新民族史観に基づいた説が盛んに流布されているのである。
最近の国家を挙げての「反日」は、「知性」の産物でなくこのような感情の所産である。考古学資料についても改竄・捏造が許されるのである。
それにしても、日本の左派古代朝鮮史家は知性の欠片もない。まるで、発掘品のようである。
この分野は、断然在野の研究者の方が優れている。
それは、朝鮮半島南部で日本が支配していた「任那日本府」の存在である。
経由地であっても大陸とは直接交易・交流していたとする宇宙から見たような斬新な提唱である。
そもそも、朝鮮半島の最古の歴史文献は、「三国史記」であるがそれは実に、12世紀の作である。「日本書紀」は8世紀である。
朝鮮半島は、地政学的に極めて独立が難しく属国状態が続いた。国家の体を成していなかったのである。オリジナルなものはないはずである。甕棺は、日本では縄文に始まるし淵源は黄河文明か南インドかもしれない。支石墓は、遼東半島かもっと奥と言われている。銅鏡については、言うまでもない。
古代日本は、南京・山東半島・任那・沖ノ島(宗像)という交易交流圏を形作っていたのである。
それは、日本列島固有の墓制である前方後円墳が朝鮮半島南西部(任那の勢力範囲)に多数分布していること。但し、改竄・捏造の恐れがある。
また、日本産の翡翠勾玉が新羅・百済・任那で大量に出土していることによって裏付けられる。
敗戦により、左派イデオロギーが蔓延し考古学・古代史分野に於いても朝鮮半島経由説が一世を風靡した。
騎馬民族渡来説は、その代表例である。しかし、今日では否定されているし僅かの支持者がいるばかりである。
人骨についても、大陸での発掘が進むにつれて朝鮮半島との近親性は言われなくなった。
何といっても「米」の遺伝子解析により大陸直接渡来が明らかにされたことが大きい。
歴史学者は、相も変わらぬ狸寝入り状態から目覚めることが出来るであろうか。それは、知性によるしかない。
1880年に畑から発見された5世紀初頭の「広開土王碑」というのがある。この碑文は、古代朝鮮半島及び古代日本の姿を明らかにしている。倭が391年に新羅・百済・任那を臣民としていたとある。
在日の学者は、1884年酒匂大尉が採った拓本は改竄していると主張した。だが、2006年中国社会科学院の徐建新が1881年最初に採られた拓本を発表し相違ないことを明らかにした。
それでも、韓国は、今度は中国が捏造・改竄していると主張した。
日本人の理解の外にあるのが、朝鮮人の歴史観でありそれは願望であるとするものである。多分、拉致についても理解することは困難であり文化の違いかもしれない。
その国の文化と国民性は諺が示している。
処女が子を産んでも言うべき言葉がある。泥棒をしてばれても弁明する。憎い子に餅を一つ余計にやる。鳴く子は餅を余計に貰える。一度やっても売女、二度やっても売女。
こういうのがあり、捏造・無法は悪くもないのである。
そして、こういう例がある。
洛東江流域の旧伽耶地域で発掘が進んでいるが、現代韓国の政治的願望による新民族史観に基づいた説が盛んに流布されているのである。
最近の国家を挙げての「反日」は、「知性」の産物でなくこのような感情の所産である。考古学資料についても改竄・捏造が許されるのである。
それにしても、日本の左派古代朝鮮史家は知性の欠片もない。まるで、発掘品のようである。
この分野は、断然在野の研究者の方が優れている。
2017年5月22日に日本でレビュー済み
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朝鮮半島の任那は日本の一部だったときがあったのは承知していました。それが色々な遺跡により執筆されていました。
2016年9月27日に日本でレビュー済み
韓国の地名や歴史上の人物や国名が漢字で出てくるが、普段使わないような文字なので、読み方がわからない。
是非ともひらがなでルビをふっていただきたい。
また、韓国の前方後円墳の詳細な所在地の地図を記載してください。
よろしくお願いします。続編に期待しています。
是非ともひらがなでルビをふっていただきたい。
また、韓国の前方後円墳の詳細な所在地の地図を記載してください。
よろしくお願いします。続編に期待しています。
2018年12月4日に日本でレビュー済み
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大平さんの地道な検証作業と、その行動に突き動かせた心情に尊敬の念を抱きます。
全国の中・高・大学等に「必読書」または「副本」として設置して欲しいくらいです。
日本と朝鮮の関係を学ぶに、リファレンスマニュアル的に用いることが出来ます。
感情的に「大陸や半島が日本に文化を教えた」とする情報が一時流行りましたが、この大平さんの研究はじめ、「実はどうだったのか」を粛々と検証する本が目立つようになってきたのは嬉しい限りです。
※この本の趣旨に則った「幼児向けの本」があれば・・・と思っています。
全国の中・高・大学等に「必読書」または「副本」として設置して欲しいくらいです。
日本と朝鮮の関係を学ぶに、リファレンスマニュアル的に用いることが出来ます。
感情的に「大陸や半島が日本に文化を教えた」とする情報が一時流行りましたが、この大平さんの研究はじめ、「実はどうだったのか」を粛々と検証する本が目立つようになってきたのは嬉しい限りです。
※この本の趣旨に則った「幼児向けの本」があれば・・・と思っています。
2014年8月20日に日本でレビュー済み
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序論では、1972年、在日の学者李進煕が唱えた異論が、2006年4月14日の読売新聞「好太王碑最古の拓本発見・・・・改竄論争に終止符」という記事で一件落着したと書かれている。
ということは、いまの50代以下の人たちは、高校の日本史の授業で何を習ってきたのだろうか?! 異論が出る前の人たちは、広開土王、好太王碑文、任那などの言葉くらいは知っているだろうが、この30年余り日本史の教科書はどう書かれてきたのだろうかという疑問がわく。
本書は、「日本古代史 正解〈渡海編〉」から任那関係史を抽出し解説を加えたものであるが、もう少し日本史教育の現状(惨状)を強く訴えることが、“後世に伝える中継ぎの案内書“とするためには、必要だと思います。
ということは、いまの50代以下の人たちは、高校の日本史の授業で何を習ってきたのだろうか?! 異論が出る前の人たちは、広開土王、好太王碑文、任那などの言葉くらいは知っているだろうが、この30年余り日本史の教科書はどう書かれてきたのだろうかという疑問がわく。
本書は、「日本古代史 正解〈渡海編〉」から任那関係史を抽出し解説を加えたものであるが、もう少し日本史教育の現状(惨状)を強く訴えることが、“後世に伝える中継ぎの案内書“とするためには、必要だと思います。