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ITジャーナリスト宮脇睦による「マスコミでは言えないこと」|メールマガジン

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∇=============================
・本文抜粋!!チェック!
「ぼくは彼なんかを治療はしない」

∇タイトル始め=======================
∇+++++++++++++++++++++++++++++
∇/ ̄ ̄ ̄ ̄\「テレビは真実をキリトリとっています」
∇\/\/\/  情報を読み解く「マスコミでは言えないこと」
∇□NEWS□======================>
∇/\/\/\ ほぼ、毎回「書き下ろし」をモットーとして、
∇\____/ 続けております。
∇+++++++++++++++++++++++++++++

∇======「マスコミでは言えないこと」======

                    通算発行No.825
∇+++++++++++++++++++++++++++++
タイトル終わり∇======================

目次♪

0:告知・宣伝コーナーです!

1:「言えないこと」プレイバック【期間掲載】
〜過去のメルマガより選りすぐりの一部を紹介します〜

2:今日の「言えないこと」【毎回更新】

3:新着情報【不定期更新】

4:相互紹介・相互広告【期間掲載・毎回更新】
〜相互紹介・相互広告は随時受け付けております。〜

5:読者の感想・ご意見・ご指摘・感謝!【不定期更新】

編集後記:きまぐれに掲載・・・と思いましたが毎回更新中


それでは始まりです!!!

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・0:本日開店!告知・お知らせコーナー。

∇=============================


※今週はミヤワキの原稿が2本公開されています。

■マイナビニュース
NTTの代理店ですがという基本を知らないテレフォンセールス0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/188/index.html

 先日もテレアポがありました。

「地元企業に優先的にご案内しているプランが」

 では、御社はどちらに?

「中央ほんまちです」

 ・・・中央本町ですが、足立区民の99%が「ほんちょう」と呼
ぶのですが。地元を名乗るならこれぐらいチェックしろと。

■マイナビニュース
NTTの代理店ですがという基本を知らないテレフォンセールス0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/188/index.html


 引き続きバカ社長、バカ専務、バカ常務、バカ同僚などIT系の
馬鹿話、または理不尽な話などお聞かせください!

宛先  mailto:biz@as-mode.com

∇______________________________

 先日、スタミナ苑が臨時休業となりました。
 ホームページはもちろん、Facebookや食べログでも告知します。

 数日間の休業だったので、告知は入念に徹底したのですが、それ
でも休みのあいだも、何名様・・・と数えられないお客さまがご来
店され、もっとも役だったのが店頭への「貼り紙」です。

 そう「リアル」を活かす方法はまだまだあるのです。

 「ネット」を活かせば、シャッターが開きます。

 本稿は拡散希望です。ガンバレ、商店街、ガンバレ、地方! と。


■Web担当者Forum 現場の心得 第287回
「O2Oで地域という最強のアドバンテージを生かす」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/11/07/14054

∇______________________________

■スクロール360 通販支援ブログ

 タイトル論について。刺激的な初級編です。
 そしてすぐに使えます。メルマガにもブログにも。

【第45回】客はバカ。と目を惹かせるタイトルの付け方
http://www.scroll360.jp/a.php?1a0a

本日開店!告知・お知らせコーナー終わり♪
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1:「言えないこと」プレイバック【期間掲載】

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■まぐまぐバックナンバーは↓をクリック!
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2:今日の「言えないこと」【毎回更新】

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 日本は政党政治であり、国政を目指すということなので、選挙公
約や党の要綱などが出揃うのを待っていたのですが、いよいよ鼻に
ついてきたので橋下徹大阪市長・・・というか国政政党「日本維新
の会」党首 橋下徹さんについて。

 もはや日本維新の会(以下、維新の会)が政党というよりも、橋
下徹さんの個人的な野望実現機関であることは誰の目にも明らかで
しょう。その実現のための舞台装置が国会であり、目論見において
前東京都知事となった慎太郎ちゃんでさえ脇役に過ぎません。

 週刊朝日のように遺伝子にまで遡ることはしませんし、あの記事
に左翼の選民意識という本質が現れており、筆者の佐野眞一氏が2
006年に月刊誌『文芸春秋』に寄稿した

「就学援助率42%ショック ルポ下層社会」

 と通じる「キメうち」です。この記事について役所の中堅幹部と
話す機会があったのですが、対策中のものでも現時点で存在しなけ
れば「ない」と言下に否定し、それは確かにウソではないので、否
定することもできないので困っているとこぼしていました。また、
荒川土手の区界(要するに足立区の端っこ)に立ち、区役所を眺め
悪意を込めるなど、事実ではあるが、パズルのワンピースから全体
像を語るような書き方が目立った「ルポ」で、彼の過去の評価に疑
いを持ったものです。

 このネタのきっかけは「赤旗」で、それを「朝日新聞」が転載し、
佐野眞一氏が膨らませてルポにした。そして背景にはこの記事が出
た翌年の2007年には足立区長選挙があり、一度区長となるもリ
コールされた革新系立候補予定者が巻き返しを図っており、そのた
めの「政治活動」という見立てがされたものでした。

 赤旗=朝日新聞と。

 橋下徹さんのバッシングも同じ系譜なのでしょう。ただ記事の中
身があまりにも不備がありすぎ、なにより相手が悪かった。それは
「同じ穴の住民」だということ。

 左翼ということではありません。どちらも言葉を最大の武器とし、
かつターゲットと見定めたものは骨を砕いてすり潰してから火をつ
けるような、存在そのものの否定すら躊躇なくできてしまう日本人
離れしたタイプという意味です。

 じつはこれが「維新の会」の人気が高まらない理由とみています。
 そしてわたしは橋下徹さんに菅直人と同じ匂いを覚えるのです。

 敵を作り、その敵を攻撃することで、自分を浮揚するという方法。
 関西弁で言うところの「えげつなさ」が。

 アホだ馬鹿だと侮蔑擁護どころか、標準語の世界では差別用語に
分類されているキーワードも飛び交う関西弁の世界では、厳しい言
葉すらコミュニケーションと受け入れる人たちは少なくありません。
もちろん、上品な言葉を使う人もおり、というより、とりわけ言葉
がきついとされる河内弁や、兵庫県の特定の地域などと一緒にされ
るのを嫌う人もいます。

 ここら辺も面白いもので、一般的にアッパークラスとされる世田
谷区民だからといって、下世話な足立区と一緒にされたくないと広
言する人は少ない東京との違いが表れます。

 ちなみに大阪で育ち「やんちゃ」だった亡父は、幼いわたしを

「言語障害」

 と呼んでいました。父の前では緊張から希に吃音になったこと、
幼児らしく考えをまとめて話せなかったこと、極度のハスキーボイ
スで小声になるとほぼ聞き取れなくなることがその理由かと思われ
ます。この話しに妻は、それはさすがに酷いと、いまでも眉根を寄
せます。

 しかし、わたしは父に思いを伝えたくて、言葉をまとめ文章を組
み立てる訓練に自主的に取り組んでいました。そう呼ばれまいと。
そして小学校に上がる頃には、大人相手に論理的な話し方ができる
ようになっていました。

 極端なケースでしょうが「愛情」という枠さえしっかりはまって
いれば、多少の問題は解決されているのではないでしょうか。

 話を戻します。橋下徹さんが、言葉を極めて罵るのも・・・と東
京人の感覚では見えてきました。深く考えるのが苦手な人は、素直
という表現を使うのでしょうが、素直で発言が許されるのは少年時
代までと社会相場で決まっています。

 一方で、関西人はそのきつい言葉の文化のなかにいます。先に触
れたように関西人のすべてではなく、仲間同士ではきつい言葉を使
う人でも、他地域の人向きに言葉を選ぶ人もいますが、橋下徹さん
は「敵」をつくるためにその言葉をあえてチョイスします。「敵」
こそが彼のレーゾンデートル(存在理由)であるかのように。

 端的に表れたのが維新の会の旗揚げパーティ。

「どこの新聞もテレビも有識者も、コメンテーターもバカばっかり。
たかだか2年半後、3年半後のことも予測できない連中が30年や
40年後の日本なんか語る資格なし」

 わざわざ敵を作ります。

 有識者の言葉が当てにならない理由についてはこちらの本で詳し
く紹介されていますので宜しければどうぞ。

■専門家の予測はサルにも劣る
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4864101663

 専門家には立場におけるバイアスがかかり、またメディアに出続
けるには中身がなくても歯切れの良い言葉が求められ、これは
Web業界にも通じるのですが、「○○で社会が変わる」というあれ
もそう。しかしそれは、それを消費する視聴者がいるということで、
橋下氏の発言は間接的な有権者への皮肉でなければ、一部を最大化
する極論でお言葉を返せば「馬鹿の論法」です。クレーマーと言っ
ても良いでしょう。具体的根拠を示さずに罵るのですから。

 その有識者やコメンテーターには、維新の会のブレーンと称する
連中・・・もとい方々が多数います。これをどう自己弁護するのか・・
・は想像できますが、ここでは記しません。と、すこし中断します
が、重要なので適時投入。私見も含めた「結論」を出さないのが橋
下流です。つまり、後からなんとでも言い訳ができる余白を常に用
意しているところが狡い・・・もとい上手いといえるでしょう。

 だからわたしは彼の発言をひとつたりとも信用していません。そ
の場その場の言葉は上手いと唸ることもあるのですが、未来に関し
ての彼は言葉にいつも「余白」を残すからです。こういう人と論戦
をして、揚げ足取りに逃げ込まれたぶん殴ってしまいそうになり、
殴ったらこちらの負けです。躊躇なく警察に駆け込むことでしょう
から。できれば関わり合いになりたくない人種とは私見。

 先の発言の3年半後とは、維新の会の設立と国政進出を指すよう
ですが、ならばそれは誰のどの発言かを明示しなければ、一方的な
論拠を伴わない侮蔑であり名誉棄損に該当するのですが、個人名を
挙げていないのでこれもグレーゾーンでセーフ。疑わしきは被告の
利益にです。

 仮にワイドショーのコメンテーターが連名で集団訴訟をしたとし
ても、必ず参加しない人・・・すなわち維新の会のブレーンが訴訟
団から外れれば、名誉が棄損されたと感じないものもいるという反
論ができます。また「表現の自由」を盾とすることもできるでしょ
う。彼は安全地帯を確保してから発言をするのが上手です。

 そしてさらにもひとつお言葉を返せば、その3年半前やらそこら
のころから「国政進出」は、コメンテーター連中が何度も「予言」
していたことであり、橋下氏の行動時代は「予言通り」です。つま
り橋下徹さんの批判は過去を無視した馬鹿な発言ということです。
コメンテーターが3年半前に、いや2年半前の「ルーピー時代」で
も予言できなかったことは「民主党政権の失敗」です。

 「とにかく一度民主党に政権を」と、野球部で万年補欠で過ごし
た高校3年生の我が子を試合に出させてくれとせがむ馬鹿親のよう
に懇願していた姿は「馬鹿」の称号に相応しいものではありました
が。

 この点においてはわたしも反省しています。政権交代前から日本
の崩壊を危惧していましたが、

「ここまで酷い」

 と予測できずにすいません。

 話しが蛇行していますが、橋下徹さんを取り上げなかった理由は
ここにもあります。言葉をよく言えば巧みに、あるいは弄ぶ彼の発
言と行動には軸が見えてこないからです。そして言葉に余白を作る
ことで「後出しジャンケン」でいくらでも言いつくろうことができ、
端的に言えば

「相手にしてられない」

 と。どこを切り取るかで意味合いが代わり、それも臨機応変に軌
道修正といえば聞こえは良くとも、熟慮を重ねない発言に振り回さ
れるのが馬鹿馬鹿しいなぁと。

 いま、振り回されているのが慎太郎ちゃん。前東京都知事です。
橋下徹党首としては客寄せパンダとして慎太郎ちゃんが欲しいので
しょう。そして上から目線の「たちあがれ日本」のメンバーは敵と
して、離反・分断作戦にでられるのは、慎太郎ちゃんが都知事を辞
めてただのじいさんになったからです。

 都知事という権力を手放した石原慎太郎は客寄せパンダにしかな
らない。残念ながら事実です。

 橋下徹さん自らが広言するように「ケンカ上手」というのは本当
でしょう。それは負けるケンカはやらない奴が良く口にする台詞だ
からです。自分が有利なケンカにしか参加せずに無敗を誇る不良と
同じです。生き方としては正しいかもしれませんが、義侠心につい
てどうかは疑問を持ち、真正保守を標榜する「たちあがれ」とソリ
が合わないのは当然です。対極にいるようなものですからね。

 そして「たちあがれ」への批判に生理的嫌悪感を覚える日本人は
少なくないでしょう。「たちあがれ日本」と石原慎太郎は一心同体
で、代表の平沼赳夫さんが前都知事の国政復帰の決断に、芝居がかっ
た台詞をはくならこうなります。

「おまえを待ってたぜ」

 志をひとつにする盟友をひたすらに待ち続け、信念のために大組
織を離れ、病を克服して最後のひと花を一緒に咲かせ、パッと散ろ
うぜと。

 を、一蹴するでしょうな橋下さんなら。古くさい浪花節だと。

 慎太郎ちゃんのキャラクターから批判的に報道されますが、ドラ
マ的に見るとなかなかグッとくる話しなんですが。

 東京都知事選挙でも維新の会は東国原英夫を擁立するという動き
があるようですが、彼もまた菅直人の匂いをさせるひとりです。正
直、彼にだけは都知事になって欲しくないのですが、狡い人間は狡
い人間をかぎ分けます。そして利害に聡いので実力が拮抗している
か住み分けができると判断できれば共生します。だからタチが悪い
のです。

 石原慎太郎が後継者のように橋下さんを持ち上げるのは、彼の目
が曇ったというより「息子」をみれば明らかでしょう。創業者が後
継を見誤ることはよくあることで、それは自分を基準に考えるから。
だから慎太郎ちゃんが橋下徹さんを持ち上げることに何の意味はな
いというか、逆の意味すら見えてくるということです。

 都民として都政の継続性からすれば猪瀬直樹副知事の繰り上がり
か、松沢成文さんを長として副知事その他は当面現職を起用と打ち
出してくれるのがありがたいのですが。

 わたしが橋下徹さんを信用できないと断じた理由はもうひとつ。

「自分しか信じていない」

 と受け取れる言動が多いこと。維新の国会議員団が提出した政策
提案は論外なものが多かったとは言え一蹴する一方、唐突にだした
自身の消費税11%は採用します。橋下商店といえばそれまでです
が、自分しか信じていない人を信じても報われることはありません。

 柔軟に意見を取り入れる。という評価も彼にはありますが、相手
の意見を受け入れたというより、サジェスチョンに触れて

「自分の意見が進化した」

 とあくまで自分の手柄としておきながら、現実の前に妥協した原
発再稼働などの案件については

「仕方がなかった」

 と、そもそも見ていなかった現実に対しての反省の言葉はないま
まに、責任を外部に求めます。

 その傲慢さを愛する人には快感なのでしょう。

 ただ、彼のやり方が透ける点を指摘しておきます。

 こちらもすでに軌道修正が始まっていますが、当初、維新の会は
次回衆院選にて過半数の議席を確保するだけの立候補者を立てると
していました。すると定数480に対して最低でも241人、実際
には300人規模を立てると見られていました。これも後に馬鹿コ
メンテーターと罵倒するかも知れませんが、彼らの言葉を真面目に
受け止めてあげての発言については

「言っていない(具体的な数字に言及していない)」

 としれっと答えるのでしょうね。

 300人の立候補者が困難となり、いまは各都道府県の1区を中
心に最低でも47人を擁立すると今朝の報道にありました。すると
ISN47(維新)かHSM47(橋下)と揶揄されるのでしょう
が、当初目標を実現したとします。つまり241人の議席を確保す
るのです。

 その暁に憲法解散しどうたらこうたらはともかく、船中八策に掲
げた「衆議院の定数半減」を実行することでしょう。

 つまり維新の仲間のうちから1人は議員でいられなくなるという
ことです。実際には残りの239議席の他党も死にものぐるいで議
席を取りに行くので、維新の会から衆院議員になったものの大多数
は「捨て石」になるということです。

 大義のために捨て石になる。その覚悟の上で、一説には数千万円
から億に達するといわれる国政選挙費用を自己負担する人が立候補・・
・するのでしょうか。IT長者でもなければ現実的ではありません。

 そして憲法改正についても改正しやすいルール作りは良いとして
も、衆院の定数を減らしてしまえば、より一方向に傾きやすくなる
ことは自明で、例えば憲法改正基準を変更した直後には総選挙をし
て直近の民意を問うぐらいの「安全装置」が欲しいものです。

 そうでなければ、維新の会が単独過半数を獲得した状態のまま、
少なくとも国会の決議としては憲法を気楽に変えられるようになっ
てしまい「独裁」が暴走するリスクが高まるからです。

 仲間すら切り捨てる。これが橋下さんのやり方。ドラスティック
でクールです。世襲や利得のために政治屋を続ける人より立派とい
う見方もできますが、彼は発言を翻すことを躊躇いはしません。

 切り捨てがすべて悪いとは言いませんし、むしろ外科的処置が必
要なことのほうが多いでしょうが。患者が医者に身体を切り刻ませ
るのは医者を「信用」しているからです。その点、わたしは彼に外
科手術を依頼する気にはなれません。すると彼はいうでしょう。

「ぼくは医者じゃないし、比喩表現としての患者だとするなら、
 ぼくは彼なんかを治療はしない」

 さりげなく「なんか」と罵倒するのも彼の持ち味です。

 最後になりましたが彼を「保守」で分類するのは大間違いとだけ
指摘しておきます。

 日本の政治においての保守とは日本の伝統を守り、受け継ぐこと
です。

 その中心に「天皇陛下」がおわすことは疑いようもありません。
敬意は思想信条の自由から問いませんが、少なくともぞんざいに扱
うなど論外です。

 橋下氏はなぜだか「小沢一郎」さんが大好きなご様子。

 小沢一郎と言えば、政権与党の幹事長時代、支那の副総理の来日
に際して

「天皇陛下をアゴで使った男」

 です。「保守」の視点に立てば、この一点において充分で、それ
を侮蔑もしないで手を組もうとまでしているところに、彼のイデオ
ロギーが透けて見えます。

 でもきっと言うでしょうね。

「イデオロギー? そんな時代じゃないよ」

 わたしはずっと彼を保守の反対側の人だと思っていました。いま
の第三極報道でカテゴライズされるまで。

∇=============================

■四〇〇万企業が哭いている 検察が会社を潰した日
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4062178842

 ちょうど今日(平成24年11月7日)の午後三時に控訴審判決公判が
東京地裁で開かれます。

 粉飾決算を理由に詐欺罪に問われた中小企業が倒産したという話
しです。また粉飾に加担したとして、経営コンサルタントも罪に問
われています。

 粉飾したのだからとはその通り。ただ、これを「特捜」が手がけ
たというところに理不尽さがあります。

 特捜とは政治や巨大企業の組織犯罪など、通常の捜査では明るみ
に出ない「巨悪」を追究するための機関。それが中小企業に手をだ
し、それも当初の「見立て」と異なると気づきながらも、追い込ん
でいくその姿は悪辣です。

 しかも、事件化したことで得をしたのは特捜だけ。つまり私利私
欲に走ったの特捜により中小企業、経営コンサルタント、そして詐
欺を働かれたとされる銀行まで損をしているのです。

 本書に登場する経営コンサルタント 佐藤真言さんの言葉を要約
すれば

「悪い粉飾と、仕方のない粉飾がある」

 金融行政まで絡みますが、いまの銀行の仕組みは行政のいいなり
です。そして赤字企業への融資は厳しく制限されています。事実上
不可能です。すると決算時に赤字に転落すると、運転資金に詰まっ
てしまい倒産するしかなくなります。

 製造業や製品加工業の場合、製品が完成してお金になるまでのタ
イムラグがあります。この間を銀行融資でつないでいる中小企業は
少なくありません。

 ところが一度の赤字でこれがストップされるルールになっている
のです。会社を経営していればわかりますが、赤字イコール破綻企
業ではありません。楽天など上場以後もしばらく赤字でした。

 設備投資や営業展開の失敗により、何年か赤字になったとしても、
原材料を仕入れ製品化し、それが黒字ベースで売れているなら、リ
ストラや拡販による十分改善することができます。しかし、運転資
金のストップは、そのチャンスを奪います。そこで数字を嵩上げし、
もろもろを水増しした決算書、いわゆる「粉飾」に手を染める中小
企業は少ないと本書は指摘します。

 メンズブランド「RICO(リコ)」や「Davit MEURSAULT(ダヴィッ
ト モルソー)」を展開していた朝倉亨さんもそのひとり。

 先の佐藤さんと出会い、二人三脚で会社を建て直していた矢先に
詐欺として告発され、資金繰りにつまり倒産しました。詳しくは本
書を読んで怒りを滾らせて欲しいのですが、逮捕があと数日あとな
らば、罪は罪としても倒産することもなく、銀行への返済が続けら
れていたかも知れません。

 しかし、検察はそれをさせまいと日を急ぎ逮捕したのです。それ
も見せしめのようにマスコミに事前リークしておいて。

 他人事ではないのは朝倉亨さんが利用し、詐欺として告発される
こととなった「東日本大震災による緊急融資制度」を利用したこと
で、これをもって「火事場泥棒」的な世論の喚起を狙った検察でし
たが、街場の感覚では震災はありましたが、それに伴う不況対策と
しての「緊急融資」として受けとられていたものです。

 実際、わたしも申し込みました。通年の売上からすれば、十分に
要件を満たしていたと思うのですが、申請を考えた時期にたまたま
大きな取引があったので「落選」していましたが、中小企業の現場
において「融資」について深く考えることはありません。

 当社の事業内容が「キャッシュフロー」だけで廻る仕組みになっ
ているので粉飾とは縁がありませんが、とても他人事には思えませ
んし、なにより「巨悪」を倒すために与えられた大剣で、子猫をな
ぶり殺しにする検察なんかなくなってしまえ・・・といえないのは
こう主張する人々の香ばしさゆえです。

■四〇〇万企業が哭いている 検察が会社を潰した日
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4062178842

■朝倉亨さんを支援する会
http://asakura.matrix.jp/
■佐藤真言さんを支援する会
http://www.supportingsato.com/
∇_____________________________

■足立区鹿浜のハウスメーカー アイホーム株式会社
http://juutakunomikata.com/
■川口市でリーズナブル物件を探すなら アイホーム川口店
http://aihome-kawaguchi.es-ws.jp/

■競売でマイホーム
http://www.agent-service.jp/biz/daikou.html

「志村動物園」で犬と話せる女性が出演していましたが、その様子
はChizuruさんとまったく同じでした。
■動物と話せる女性
http://chizuru.sakura.ne.jp/animal/voice-miyawaki.html

■家庭用リフトは手軽に設置できる
http://www.ni-ko.jp/products/house-lift.html

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♪自分の本なので。

■Web2.0が殺すもの
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宮脇睦著「楽天市場がなくなる日」952円+税。
http://www.as-mode.com/rakuten/index.html

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編集後記

 またネタの在庫が溜まりほうだい。

 そこに自社サイトのリニューアルと、起業10年越えを記念したレ
ポートを書き下ろしており、これは

「金ナシコネナシ実績ナシ」

 で生き残る方法に、社会情勢から起業をすすめる内容を目指して
いるものです。

 で、メルマガへの時間割り当てが減少し・・・といっても今朝も
四時から書いているのですが・・・というわけで、小ネタはブログ
で小出しにしていきます。もちろんそれも時間があればですが。

■みやわきぶろぐ 言いたいことも言えない世界の片隅で
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■こちらがmixiでの私の住所です。
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あるいは「宮脇睦」で検索を。

ここは「非公開版」。毒強めでお届けしております。


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発行人署名
発行・文責:営業戦略付きホームページ屋さん 有限会社アズモー
ド
代  表 :宮脇 睦(みやわき あつし)
http://www.as-mode.com/
〒121-0831
東京都足立区舎人3=3=3

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