インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2006年1月5日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→集客を怠った時からイヤな客が増える
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。まず、誉める〜
3:実践テクニック編!〜アクセス解析初級講座編(6)〜
4:プロが教えない話外伝!〜廉価販売に巻き込まれる工夫〜
それでは始まりです!!!
■ミヤワキがインプレスR&Dのサイトで週刊連載を始めました。
Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる
「企業ホームページ運営の心得」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/
12月30日掲載
「其の参 中小企業のホームページは焼鳥屋理論で千客万来」
最新号、掲載されました。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/
次号は新年、
「中小企業のホームページ担当になったら社長を巻き込め」
としております。まだ校正中の課題ですが。
よろしければご覧ください。
12月18日掲載
「其の壱 上司への説明は戸田奈津子ばりの超訳で」
12月20日掲載
「其の弐 最適なコンテンツが何かは顧客台帳に聞くべし」
コメントがかけますのでどうぞ。必ず返事をするように
いわれていますので・・・的外れのものでも。
できれば、本旨でコメントや質問いただければ助かります。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/
新年を迎えて楽天市場の三木谷さんが色んなメディアの取材を受けられ飛ばしております。
そしてこれは誉め言葉としてですが、生粋のビジネスパーソンらしく「今後は中国市場」といいます。
理由を掻い摘んでみると、国内は衰退する市場だからということで、なるほどこういう人でなければ経団連のメンバーにはなれないのでしょうね。
儲かるのならどこでもと。
拝金主義の権化と評された堀江さんに通じるものがあります。
彼も中国を視野にいれていました。
新年あけましておめでとうございます。
本来なら年頭の挨拶から入るのが「本筋」なのですが、ブログ版に転載する関係から順序がテレコになった非礼をお詫びいたします。
この理由はいずれ「ビジネスで使うブログ編」で紹介します。
弊社の対外的な「開業日」は成人の日の翌日からなのですが、昨日からぼちぼちと仕事を始めています。
この期間にすることが「自分の会社の仕事」です。
私の仕事は取引先(社内ではパートナーと呼んでおります)の広報と、企業ブランド向上、ウェブへの集客、そして実際の営業へとつなげるために「人の世話」なのですが、それでは自社はというとどうしても後手に回り疎かになりがちです。
今は十分に食べる分ぐらいの稼ぎはありますが、しかし、私が営業を学んだ先輩からは「客は毎年10%減り続けると思え」と教わりました。
そして、私自身「集客を怠った時からイヤな客が増える」ことを経験から学びました。
だから、「自分のお客さんを増やす努力」は続けなければならないのです。
一年の頭に「集客」を考えるのは、とても楽しいことでもあります。
今年はどんな人と出会えるのだろうと。
さて、リアルビジネス(ネットでない普通の商売)の世界でも集客は重要ですが、小売店以外のご商売の場合、あまり意識されることがありません。
ホームページに可能性を求めて進出しますが、ホームページの世界は、より「集客」を意識しなければ盛り上がることは奇跡を祈るに等しいことです。
そしてなんちゃってチャレンジは挫折していきます。
「仲間に詳しい人がいるから」。
こう話す人でホームページを上手に商売に結びつけた人を見ることは殆どありません。
ホームページが本業なら話しが変わりますが、大抵の場合趣味に毛が生えた「ぷちホームページ屋」だったり、技術マニアだったりするからです。
彼らに出来るのは自分のリアルビジネスを、ホームページ上に置き換えるだけのことです。
集客方法も自分の客は分かっても他社のことなんて分かりません。
但し、ぷちホームページ屋さんが悪いのではありません。
楽天市場に出店しただけでは効果がないように、ホームページは自分の商売のどの部分を補うべきなのかと真剣に取り組んでいないことが原因なのです。
楽天の三木谷さんは自分の儲けを考えていますよ。
傲慢でもしっかりと。
同じ意味でも全く違う受け取り方となるから言葉は面白いものです。
「良かったよ。
できればあそこはこうしたほうが」というのと、「イマイチだなぁ。
全体的には悪くないのに」とどちらが気持がよいでしょうか。
企業の顧問などもすることが増えた来たので、「教育」に近いことをするのですがその時に気をつけているのが「まず、誉める」こと。
人は誉められた人の意見は素直に聞いてくれる傾向があります。
SEOという単語をどこかで聞きかじったのでしょうが、「検索エンジン対策をしなければ意味がない」と講釈を垂れられたことがあります。
実年齢はそこそこいっているのですが、ちょんまげ頭の私は軽く見られ、なめられることがしばしばあります。
人を見た目で判断したり、発注する先は下請けだからと見下す人とは付き合わないようにしていますが、「それではアクセス解析はどうされていますか?」と訪ねると「なにそれ?」と。
・・・アクセス解析をしなければ検索エンジン対策の効果を測定することは不可能といってもよいでしょう。
「対策」をたてて何で効果を計るのかというと「アクセス結果」からしかありません。
分かりやすくいうと「対策」通りに訪問者が増えているかと、「対策」を立てた言葉で誘導できているかということです。
これを知らずにSEOの講釈とは。
ただし笑い事でないのは、こういう半可通を量産するセミナー本当に多いのです。
まぁ迷惑です。
ホームページでは高いものを売って下さい。
商材の関係で単価の安いものばかりしか扱っていないのなら、組み合わせで単価を上げる努力をしてください。
実はインターネットの「売れ筋」って市場の最安値よりちょっと高いぐらいのものなのです。
「え? 知り合いが安い物しか売れないって言ってた」というのなら、その人が「安く売る工夫」をしていたということです。
例えばヤフオクを使ったり、楽天市場や価格コムを利用したりといった廉価販売に巻き込まれる工夫です。
ヤフオクはできるだけ低い出品価格で客の目を引くことが、集客の一つのスキルですし、価格コムは「同じ商品の比較」ができますし、楽天市場も同様の「価格が安い順」といった検索ができます。
同じ商品を高く買おうとは思う人は少ないでしょう。
ところが高いものを高く売るという視点でものを考え始めると、まったく別の世界が開けてくるのです。