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業界の著名人でもよその業界では「誰それ」|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

業界の著名人でもよその業界では「誰それ」|伸びる会社は知っている(第117号)

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■第117号業界の著名人でもよその業界では「誰それ」

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2007年1月13日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→業界の著名人でもよその業界では「誰それ」
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。不公平を受け入れる〜
3:実践テクニック編!〜アクセス解析初級講座編(7)〜
4:プロが教えない話外伝!〜売れない物を売る工夫〜

それでは始まりです!!!

1:新着情報

「Web 2.0時代のド素人Web担当者におくる
 企業ホームページ運営の心得」

 の新年第1号が公開されました。

 今回は通算第4号で、

「Web担心得其の四
 中小企業の商売用ホームページ成功のキーマンは社長」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/01/10/659

 会社でホームページ担当をされているかたは、プリントアウト
して社長に見せてください(笑)。効きますよ。

 次号は「ホームページでは高く売れ(仮)」を予定しています。

2:伸びる会社は知っている!〜業界の著名人でもよその業界では「誰それ」〜

 川柳で「先生と呼ばれるほどの馬鹿じゃなし」というものがあります。
 先生と祭り上げられるうちに、自分を必要以上に偉いものと勘違いしたり、その様を見てみんな笑っているというという揶揄ですが、世の中「先生」になりたがる人が多いものです。
 特にIT業界や都心の大企業がらみとなると、セミナーを専門とするコンサルタントが佃煮にするほどいて、最初は普通の人だったのが数年もすると「先生」に成り上がっています。
 ご本人がそれで悦に浸っていますし、私の友達でも何でもないのでほったらかしにしていますが、ものすごく損をしているように感じます。
 そんな人見るたびに「ありがたいなぁ」と心のなかで手を合わせます。
 「あぁなっちゃいけないことを教えてくれているんだ」と。
 高校生の頃のバイト先で見た教訓カレンダーの「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を心に刻んでいます。
 
 舞い上がる先生はさておき、「セミナー商法」というのは商売用ホームページを運営する上で非常に役に立ちます。
 私のいう「セミナー商法」とは、羽毛布団を売りつけるものではなく、様々な「セミナー」を開催して飯を食べているセミナーコンサルタントのビジネスモデルのことです。
 
 彼らのビジネスモデルは「興味のある人を集めて興味のある話しをする」ものです。
 これはある意味究極の商売です。
 
 貴重な時間を割いてセミナーを受講しようという強力な見込み客を相手に、見込み客が喜ぶような話しをするわけですから、リピート率も成約率も高くなります。
 極端ですがSMAPのファンを集めて、SMAPがトークショーをして次回のライブのチケットを売るようなものです。
 裏を返せば、どんなカリスマコンサルタントでも、渋谷の交差点で街頭演説しても人を振り向かせるのは難しく、その業界の著名人でもよその業界では「誰それ」というものなのです。
 
 セミナーのひな壇にあがる「先生」が通用するのは極せまい世界だけだったりします。
 しかし、小さな世界の先生でしかないのに、商売として成立するのは興味のある人を集めているからです。
 興味のない人には誰それのおじさんでも、興味ある人にとっては偉大なるカリスマコンサルタントとなるのです。
 
 商売用ホームページを手っ取り早く軌道に乗せるには、とにかく興味ある人を集める方法を考えることです。
 自社のサービス、商品を必要として求めている人が興味を持つものは何か、どんな言葉か。
 これがSEOやSEMでもっとも大切なことです。
 興味のある人さえ集まれば商売は加速して回転していきます。
 
 セミナーの「先生」の話す内容はそこそこに、彼らの「集客方法」に注目するととても面白いですよ。
 
 

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。不公平を受け入れる〜〜

 独立して一番変わったことはと訪ねられた際に、どうしても一つに絞るとするならこの言葉かも知れません。

 戦後教育について思うところは様々ですが、平等思想をパブロフの犬並に刷り込まれていた私は、どうしても「平等」にこだわってしまっていました。

 しかし、実社会で平等なんて存在しません。
 ある日、「世の中はチャンスは平等でも、結果は不公平になるもんだ」と受け入れたときに素直になれたのです。
 

<つづく>
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3:実践テクニック編!〜アクセス解析初級講座編(7)〜

 一日のアクセスがスタートとなる100PVを越えたとします。
 
 さて、どこから見ていけばよいでしょうか?
 まずはどのページ一番見られているかと、どのキーワードで訪問されているか、そしてどのキーワードでそのページが訪問されているかです。
 
 さまざまなアクセス解析ソフトがでているので、ひと括りにはできませんが、単純にどのページが見られているかと、検索されたキーワードだけでは解析とはいえず、単なる報告書でしかありません。
 肝心なことは、どのキーワードでどのページが訪問されているかを見ることなのです。
 実際に解析されている方には信じられないでしょうが、相談を受けて絶句したことがあります。
 
 ホームページはトップページから必ず訪問されるわけではありません。
 どうでも良いと思っていた、雑学ページに直接とんでくる訪問者もいれば、社歴にジャンプしてきたりします。
 
 解析すると上から順番に見るという考えがなくなります。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜売れない物を売る工夫〜

 来週以降のウェブ担当者フォーラムの連載で価格の話しをすることとなりましたので、急遽企画を変更します。
 
 テーマは売れない物を売る工夫。
 価格の話しに匹敵するぐらい商売用ホームページには重要な話しですので、企画変更をご理解いただければ幸いです。
 
 但し、全く売れない物、欲しいと思われないものは論外ですよ。
 昔は売れたのに今は売れなくなった物や、そう頻繁に売れる物ではないものを売る工夫についてです。
 
 そんな魔法の方法があるのか? いえいえ魔法なんかじゃありません。
 確立された方法です。
 カリスマコンサルタントなら「凡人にもできる」などと煽るのでしょうが、この技術は誰にでもできますが、多くの人が途中で挫折する方法なのです。
 
 注意点が一つ。
 「背水の陣」で取り組むようなものではないので、相当逼迫した状況の人に不向きです。
 そこまで厳しいなら今すぐ、外に飛び出しての飛び込み営業をオススメします。

<つづく>
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