インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2007年2月24日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→二代目が知らない財産
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。夢をコントロールする〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(2)〜
4:プロが教えない話外伝!〜そこから「換金」できる仕組み〜
それでは始まりです!!!
■12月のランキング2位で賞金ゲット。
あまりの嬉しさにmixi版で先行してお知らせしましたが、昨日
連絡が入って12月のランキング2位に入っておりました!
http://web-tan.forum.impressrd.jp/page/2007/02/16/556
「上司への説明は戸田奈津子ばりの超訳で」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2006/12/18/588
■第10号です。 Web担心得其の十
「ご近所情報SEOという戦い方」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/02/21/921
自分の力でチャレンジしたいから。
と、親の名前を使うことを拒否しつつ親の店舗で親の商売を「始めた」二代目の話しを聞いたときに思わず「馬鹿ですか?」と訪ねてしまいました。
親の評判が悪いのなら分かりますが、先代はすこぶる評判の働き者で同業者の評判も良く、子供を育て上げ店舗兼自宅のローンも完済し無借金経営です。
息子は会社員生活から「転身」して家業を継ぐことにしたのですが、親父さんの名前は使わずに自分の力を試したいと。
もう40の声が聞こえるのにあまりにも商売が分かっていません。
会社経営者にも多くお読みいただいているので、今回は特別版「二代目が知らない財産」について。
親父さんの名前も会社にとっては資産です。
バランスシートに計上できませんが、信頼というもっとも重要な無形財産なのです。
永年商売を続けた「オヤジの名前」はちょっとした「手形」よりも価値があります。
そして、道義や倫理に反しない限り利用できるものは利用するのが商売の王道です。
ところが、名前は使いたくない。
しかし、店は使わせろ。
甘いです。
オヤジさんの人脈もこれまた財産です。
ところが、こんな都合の良い話しを聞いて応援しようという気持になる人はいません。
事実、この話しをした方も「これからは何もいわない」といっていました。
「親(先代)」という財産の価値を知らない二代目は少なくありません。
生まれ落ちたときから、既に商売は日常に折り込まれていたことからありがたみを感じることがなかったり、自宅でコタツに入っておならをしているオヤジしか知らないことによるものです。
昼間のパパはちょっと違うんですけど。
私は個人商店の「創業社長」です。
地盤も看板も鞄もないところから始めていますので、「ない苦しみ」をイヤというほど味わってきました。
同じように会合に顔を出しても「○○さんところの××君」は、お偉いさんと親しく話しをするのに、こちらはまず「何処かの馬の骨」である自分を覚えて貰うところからはじめなければなりませんでした。
「ない」ことを武器にする方法を覚えるまでは、「社長令息」がうらやましく見えたものです。
これは優劣の問題ではなく、自社や自分の置かれている状況を正しく判断できているか否かの違いです。
上手く継いでいる二代目は自分のまわりの「財産」に気がつき活用します。
そしてこの「財産」はホームページのコンテンツ作りにも応用ができます。
この一例が「三代続いたヤスリ屋」です。
ヤフーでもグーグルでも1位表示。
家業を冷静に見つめると、他社にはない「財産」は沢山眠っているものです。
眉につばをつけてからお読みください。
寝てみる夢はコントロールできます。
少なくとも私は。
残念ながら100%といかないのですが、夢の中で「空を飛べる!」と念じて空を飛べたときの快感は忘れられません。
そして、イヤなことや悩み事があるときは「夢の中で答えが見つかる」と自己暗示をかけると「ひらめく」ことはありませんが、気にならなくなっているものです。
寝てても脳は仕事しているようです。
冷やかし半分の人の「HTMLって難しいですか?」という質問には「ホームページ制作で飯を食っている人の中でも知らない人がいますよ」と流すことにしています。
実際には全く知らないと言うよりは、積極的に使わないだけですが、ホームページ制作支援ソフトだけで作っている人もいます。
また、「ブログ型ホームページ」ともなると文字を打ち替えるだけというツワモノな業者もおります。
しかし、本気の人には「覚えてください」と脅迫します。
だってHTMLなんて丸暗記する必要ないのですから。
学校のテストじゃありませんから、細かなことを暗記しなくてもカンニングしながらできます。
覚えるポイントはホームページがどんな仕組みで表示されているかや、どんなことができるのかという舞台裏だけなのです。
そしてこれが「作業効率」に大きな差を生むのです。
効率が上がれば「善循環」への移行はカンタンです。
日経新聞あたりを隅々読んでいる方はご存じかも知れませんが、「CGM(消費者生成メディア)」が注目されています。
代表格はブログや、価格コムの「クチコミ」などですが、IT企業やメディアがこぞって持ち上げるのは、無料でコンテンツを集めることができることが大きいでしょう。
訓練を積んだり才能のある人の文章や映像には代金が発生しますが、ちょっと上手い素人に発表の場を与えることにより、コンテンツを作ってくれるのですから美味しい話しです。
かくいう私もそのお陰で文章でお金を頂けるようになりましたので、悪い話しではありませんし、チャンスの扉が多くなったことは素晴らしいことです。
しかし、この「ビジネスモデル」は、豊富なコンテンツを用意することにより集客して、そこから「換金」できる仕組みを持っているところにしか適用できません。
ここをはき違えるとITコンサル屋さんの餌食となりますのでご注意を。