インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2007年5月12日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→シマチュウ川口朝日町店にはいきません
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。楽しみ達人〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(12)〜
4:プロが教えない話外伝!〜意外と歴史が浅い〜
それでは始まりです!!!
インプレスR&D サイトにて週刊連載 5月9日掲載
「三日坊主にしないためのアクセス解析の仕掛け」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/05/09/1294
ビジネス=商売はエンターテイメントであり、教育であるというのが持論です。
GWは手狭になった事務所の模様替えをしていました。
資料や書籍が溢れかえり身動き取れなくなりつつあったので収納力を重視して改装することに。
そこでスペースを計り、ラックや棚を「島忠川口朝日町店」に調達にいきました。
いつもはビバホーム草加店を利用しているのですが、川口市内で用事があったので島忠に。
ビジネスはエンターテイメント。
教えていただきました。
シマチュウ(島忠)川口朝日町店に。
反面教師として。
小回りが利き燃費の良い軽自動車は大変便利なのですが、大きなものを運べないことが玉に瑕です。
最近のホームセンターは手間賃を払えば配達してくれます。
シマチュウ川口朝日町店について、配達ができるかどうかを確認しました。
自動車移動していると「おとなり」の感覚ですが、都県境を跨ぐので念のため。
「できません」かなり太めのシマチュウ川口朝日町店の女性がサービスカウンター奥から、怒鳴るように吐き捨てます。
配達エリアには古千谷、西竹の塚と、古千谷本町の隣町の名前があり、シマチュウ川口朝日町店からは古千谷と古千谷本町は同じ距離で、西竹の塚は更に遠くです。
ちなみに古千谷は大半が都立舎人公園の敷地に組み込まれ、住宅が多いのは古千谷本町です。
そこで応対した小柄な女性に隣接地域であることを告げると「配送のものに確認します」と、内線電話の受話器を持ち上げたその刹那「できません」と奥から吐き捨てられました。
確認すらさせずに「配送エリアに書かれていないからできない」とダメを押します。
ビバホーム草加店に向かいました。
今後、シマチュウ川口朝日町店にはいきません。
確認の上、できないのなら残念であっても不快ではありません。
仮にそれがパフォーマンスであってもです。
お客さんの声に耳を傾けず、配送エリアという社内の決まりを守ることを最大の目的としているような「サービスカウンター」がある店には。
ビバホーム草加店でラックを注文しました。
無線で連絡して、倉庫から担当者が運んできます。
「このあいだもお買い上げいただきましたよね。
ありがとうございます」。
毎日沢山のお客さんと接しているであろうに、ラックの担当者は一回限りの客を覚えて自分の言葉で話しかけてくれました。
覚えていたというサプライズはプライスレス。
感動はエンターテイメントの中でも上級の部類です。
1円すら支払いたくないと思わせたシマチュウとは雲泥の差です。
教育については次号。
同じ場所、同じ時間を過ごしていても人によって感じるものは違います。
どうせなら「楽しい」ほうが良くないですか? 私はそれができる人を「楽しみ達人」と呼んでおります。
クレームがきても「そんな考えの人もいるんだ。なるへそ」。
ガーデニングデッキが壊れて修理することになっても「工具を用意してあってラッキー」と思える人。
イヤだなぁと思うか、楽しいなぁとでは世界が違って見えてきます。
未来は自分で決めることができる。
自己啓発や新興宗教の話しじゃありません。
誤解なきように。
営業部改革には効率的な人材活用が不可欠で、その為に各自の予定を確認しようとしても「来週になってみないと」といつまで立っても、クソ忙しい日と暇で死にそうな日の繰り返しでした。
そこで、自ら率先して「来週の予定」を決めてしまいました。
予定がなくても予定を入れ、突発事項が起こりそうな客には予め電話を入れ突発事項の発生予測を仕入れ、予定として組み込んでしまいました。
そして「未来」を自分で作り出すことに成功しました。
来週という数日後の未来でしたが、その後の人生に計り知れない影響を与えたので、本当に未来が決まったのかも知れません。
言葉を換えれば「計画」なのですが、未来の計画を立てることが「予定」なんですね。
だから予定が分からないは、計画を立てていないこと。
つまり、手抜きだということは次週。
商売をしていると色んな「アドバイス」に接することがあります。
一生大切に抱きしめていくアドバイスから、全く役に立たないものに、商売を台無しにするものなど様々です。
ホームページの「商売用ツール」としての活用は意外と歴史が浅いことは知られていません。
ネットスケープにヤフー、最近ではgoogleと「超バブル」というニュースや、ヒルズ族が生み出した簡単な金儲けのイメージが強いのですが、参加者が少ない頃の「先行者利益」や、新発見によるところが大きく、実社会においては通信業界を寡占したNTTとKDDI(第二電々)や青色発光ダイオードのようなものです。
情報通信ツールとして、普通の商売での活用はまだ試行錯誤の状態で、楽天市場でさえ「成熟市場となってからのビジネスモデル」は描き切れていません。
そのせいなのでしょうが無責任なアドバイスが横行しています。
自分でやったこともないのに。