インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2007年08月10日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→同じ店が何度も紹介される
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。大切な作文の宿題〜
3:実践テクニック編!〜作業効率を追求していますか(25)〜
4:プロが教えない話外伝!〜基本は文字〜
それでは始まりです!!!
■インプレスR&D サイトにて週刊連載 8月8日掲載
「記念日商法という秘術。ニーズではなく特別というエクスキューズ」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/08/08/1758
ここ何回か営業を取り上げていますが、「伸びる会社」は必ず営業に力を置いています。
前号のプロが教えない話し外伝「書籍を売る古典」で紹介したものは最たるもので、こちらのかたは「メルマガ」を使いインフォメーションを装った「営業」でアマゾン1位をゲットします。
そして数秒間だけの1位であっても、今度はメルマガでホームページ、セールスレターなどなどで「1位」を繰り返し強調します。
もちろん、営業です。
とある「カリスマコンサルタント」のホームページには「本を書くほど認められた方々」と、このカリスマさんの子ネズミ・・・もとい、教え子達が紹介されていましたが、本の編集者はその筋のプロではなく、面白そうな企画や切り口があれば飛びつきますし、持ち込み企画や自分で買い上げを約束した自費出版に限りなく近い形もあるので認められたとは限りません。
カリスマさんは大嘘を・・・と、とるか営業上の宣伝文句とみるかの違いです。
弊社はクチコミだけで・・・というものですが、この話を「クチコミ」で聞いたのならそれは本当でしょう。
しかし、メルマガやホームページ、もしくは雑誌や新聞・テレビだったらどうでしょうか?
前者は完全に「広告」ですし、後者は「パブリシティ」で形は違っても営業活動です。
クチコミで広まるほどの人気店だという「キャッチコピー」です。
特に雑誌や新聞、テレビの広告効果は高く、おまけにメディアの人は狭い世界で行動していることが多く、情報源が少ないのです。
そして、「同じ店が何度も紹介される」に至っては、クチコミではなく明らかにメディアの力なのですが、クチコミが前面にだされて、商売へのこだわりや一徹さが客を呼ぶと記事は結ばれます。
それを見ていた同業者は「やっぱり品質だよ」「良い物なら売れるんだよ」とホッと一安心。
かくして営業を疎かにするお店が誕生して、幸運の女神か商売繁盛の恵比寿様が来臨する日を待ち続けます。
もちろん、信心は自由。
しかし、営業活動をすれば幸運の女神とまではいかなくても、金を持ったお客さんと出会う確率は格段に上がります。
恵比寿様に会えなくても商売に活かせる情報を貰えるかも知れません。
カリスマコンサルタントの喧伝の仕方はかなり怪しいものがありますが、その怪しさに魅せられた人が彼の客となるわけですから誘蛾灯としてはバッチリ機能しているということです。
営業に決まった形はありません。
ホームページも営業ツールの一つです。
すいません。
来週号はお休みします。
私の文章の出発点は高校の反省文です。
平謝りで書けば良いところを口の減らないクソガキは日頃の授業の不満を面白おかしく綴りました。これがヤヤウケ。
次は就職試験で末期ガンの父の闘病をテーマにするという反則技で役員の涙を誘い合格。
そして気がつくと執筆活動でお金を頂戴しております。
とはいえ、筆致の不確かさにタメイキがつくことも。
夏休みの宿題の作文をやっておけば良かったと。
会議編の最終回はおまけ版です。
長時間に及ぶ…といっても30分以上ですが…会議となるとイライラしてくる人がでてきます。
どんな議題でも早く終われという返事で、ややこしい問題になればなるほど先送りか当事者に任せようとします。
会議嫌いというワケでなく、長い時間になるとイライラする人がいたら、あめ玉を用意してあげてください。
比喩としてのあめ玉ではなく、キャンディーやドロップといった本当のあめ玉です。
朝食を抜く生活であったり、甘い缶コーヒーやジュースが大好きなら特にです。
「低血糖」によってのいらつきということです。
缶コーヒーなどで定期的に糖分を摂取している人に時々見られるもので、甘い物を30分以上摂取しないことが理由・・・だったのです。
自腹であめ玉を用意して「実験」しました。
結果は大成功。
最後まで建設的な会議となりました。
嫌いだったシリーズ第2弾「基本が大切」が嫌いでした。
だって派手な方が見栄えも良く格好いいですからね。
しかし、何事も基本です。
基本が大切。
最初にホームページを作った時は、HTMLが呪文のように見えました。
そこで当時の勤務先をだまくらかして「ホームページ作成ソフト」を購入しました。
今時、キーパンチでアルファベットと格闘しているなんてと。
ところがホームページを表示させる為の「HTML」は、同じ表現をするにしても何通りもあることから、ソフトによってこの解釈が微妙に異なるのです。
また、ホームページを見るためのブラウザも解釈や理解力に幅があり、ソフト任せでは難しいことを知りました。
そしてHTMLを覚えることに。
これが基本です。
ソフトを使わなくなったことで、どんな環境でも作ることができますし、制作速度は異常なまでに高まりました。
ホームページの基本は文字。
だから当然なのですが。