インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2009年9月4日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→大袈裟にいえば「生きる」
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。愛に跪く〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(14)〜
4:プロが教えない話外伝!〜3年以上の実績〜
それでは始まりです!!!
■心得其の134
「PCよりも3倍儲かるケータイサイト。ネットブック祭りに騙されるな」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/09/02/6384
◆似て非なるモノ。論じられないミスマッチ0.2(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/029/index.html
※急告:
バカ社長、バカ専務、バカ常務、バカ同僚などIT系の馬鹿話、
または理不尽な話などお聞かせください。
宛先 mailto:biz@as-mode.com
◆マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」-
第10話:数字のダークサイド
【第8回】客の都合など後回しにする自己投資
http://blog.mutow-ms.jp/ec/keiei/post-447.html
社会人になりドラマの虚しさを感じたのは祭りの後でした。
例えば恋愛ドラマ。
最近のそれはお手軽にひっつき、分かれ、第1話から結末が想像つくのですが、少し前までは「すれ違い」は恋愛を盛り上げる定番シチュエーションであり、やきもきしたものです。
あるプロデューサーによると「携帯電話」の普及が「すれ違い」を許さなくなったそうです。
話しを戻せば、紆余曲折の末に結ばれた二人の映像でエンドロールが流れ、よかったねと視聴者は胸をなで下ろします。
未来永劫の愛に出会ったと。
しかし、現実は生活というウスノロマヌケと共存しなければならず、きれい事ばかりではありません。
また痛快なサクセスストーリーはリアルでも起こることですが、リアルでは「その次」が求められます。
つまり、ドラマは一番よいところで終われますが、現実の生活はその後も続いていくということです。
これに折り合いを見いだしたのは広告代理店に勤務してからのことです。
広告企画を立て、それが当たれば「祭り」状態になります。
ドラマのような場面に立ち会うこともありました。
が、広告は芸術作品ではなく消耗品です。
祭りの余韻に浸る暇はなく次の企画をださなければおまんまの食い上げです。
ドラマのようなエンドロールは流れず、祭りの翌日からいつもと変わらぬ日常がはじまります。
そしてそれが大袈裟にいえば「生きる」ことなんだと気づきました。
これはホームページ、メルマガ、ブログも同じです。
はじめた以上は商売をやめるその日まで立ち止まることは許されません。
秀逸なエントリーの翌日も、大評判のコンテンツを公開した翌月も続けていく。
だから辛く、そして楽しく。
てなわけで今回が201号。
大台を突破し感慨に耽っているともう201号の締め切りがやってきました。
これからも続きます。 多分。
漫画家の弘兼憲史さんが蛇蝎の如く嫌う故尾崎豊「LoveWay」の一節。
この前に「人間なんて」とあり、発売当時はそこには生きることへの軽い侮蔑と諦観を見ました。
今も話題の覚醒剤事件の喧噪が落ちついて最初のシングルだったこともそう解釈させたのでしょう。
しかし、聞き返してみると「救い」の希求だったのではと。
人は「愛」に帰依していく…平たくいえば考え過ぎるなと。
自身に向けて。
先日、姪と食事をしているときに彼女の考えていることを次々とあてて見せました。驚く姪。超能力ではありません。
情報収集術を応用すれば子どもの考えていることなら簡単に分かります。
種明かしをすれば姪の「バイアス」を知っているからで、殆どの子どもはそれが態度に現れるのです。
彼女のそれを知っているのですから、逆に「こう答えるだろう」という質問を仕掛けていくというワケです。
子供だましと侮るなかれ。
一般的にこうした心理的アプローチを学ぶことはないので、自我が形成され社会性を帯びる小学校高学年ぐらいから人はそれほど変化しないのです。
つまり子どもに通じれば大人にも適用できるということです。
但し「論理的思考」をもたない小学校低学年以下には使えませんが。
特に男子は昆虫程度の思考回路ですので。
自分を振りかえって。
ラーメンを作れないラーメン屋。
魚を捌けないすし屋。
裾あげのできない洋服屋。
道を知らないタクシードライバー・・・は、多いですね。
そしてホームページを作れないホームページ屋もまた多いことをご存じでしょうか。
客をみつけては適当な業者に丸投げして、利ざやを抜くだけの仕事でもIT系を名乗っています。
他の業界ではブローカーと呼ばれるものです。
業者に発注して作らせたのに「まったく商売に繋がらない」のであれば、丸投げ的ブローカーの可能性が高いので再考が必要でしょう。
企画から参加するブローカーや制作まで請け負う業者で3年以上の実績があれば、某かの成功法則や方法論をもっており、それを用いれば多少なりとも効果がでるものだからです。
経験年数は目安ですが、3年も営業していれば未経験のタクシードライバーも道を覚えるようにです。