インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2010年6月25日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→サッカーから学んだこと
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。褒めて諭す〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(33)新聞編<3>〜
4:プロが教えない話外伝!〜仕掛けたうちのひとつが当たった〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
■心得其の172
「ツイッター中毒を逃れる198円の方法。小人の靴屋は実在する」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/06/23/8195
■道玄坂でひと儲けできた時代という「成功法則0.2」(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/067/index.html
■通販支援ブログ
【第17回】プロが教えない話し。制作業者の選び方<改訂版>
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-501.html
祝! サッカー日本代表、決勝トーナメント進出記念としてレプリカユニフォームを着て緊急書き下ろししております。
サッカーが嫌いな方すいません。
実は私の「営業戦略」という概念に「サッカー」の影響は無視できません。
大別すると「常識」「個性」「原則」のみっつがあります。
きっかけは1996年のアトランタ五輪でした。
日本がブラジルを破った「マイアミの奇跡(ブラジルでマイアミの屈辱と呼ばれるそうです)」に興奮しました。
ところが開催国の米国(五輪は都市が主体なので正確ではありませんが)ではサッカーは注目されていないと知ります。
そこで「世界」に目を向けると、米国の常識が世界の非常識であることや、嫌われている、疎まれている事例を探すことは簡単です。
そしてサッカーが世界標準であることも。
米国が世界の中心だという「常識」を疑い始めます。
次に「野人 岡野」のように、異常に足が速いことが強烈な武器になることに驚きました。
また大型の選手が有利なプロスポーツにあって、身長が低ければ低いなりの戦い方があり「神の子 マラドーナ」は166cmで、二世と称されるメッシは169cm。ちなみにデンマークのFWベントナーは193cm。
つまり体格の違いは「個性」に過ぎないということです。
大企業のように看板に資本力、人員がいなくても「個性」を活かすことで、局面で互することができるのではないかと考えました。
最後が「原則」。
試合中の頑張りは脇に置き「結果が求められる」という当たり前をサッカーが教えてくれたのです。
不格好でも稼ぐこと、売ることの大切さを、点を取ることで教えてくれたひとりがゴン中山です。
語りだせばきりがありませんがひとつだけいえることは「今週末、大型テレビが売れるだろうなぁ」。
こうした経済活動との連動もサッカーから学んだことです。
訳あって甥の進路指導説明会に参加しました。
最後に中学校の進路指導らしき先生が二人話したのですが、最初の先生は「緊張感」を煽るためなのでしょう厳しいことばかり語ります。
次の先生は「よく聞いていた」とそこから褒め、次に心構えを諭します。
人は褒められた人の話は素直に聞きます。
後者の話に生徒も食いつきます。
先生の「力量」の違いは大人になると一目瞭然だと変な感心をしました。
今週木曜日の産経新聞に「ネットニュースの功罪」についてコメントを寄せました。
ニュースサイトについて考える特集記事で、取材での記者の発言を紹介します。
「ネットニュースによりニュースが身近になった」。ヤフーニュースやケータイに届く速報でニュースに触れているというのです。
なるほどと頷きます。
しかし、裾野の拡がりがレベルを引き下げることもあります。
俗に言う「大衆迎合」がそれで「ミクシィニュース」では、参議院選挙がはじまった記事と<佐々木希「まわし」に羞恥心>という見出しが並びます。
菅総理や谷垣さんの演説より佐々木希さんの「まわし」をクリックしてしまいます。
そして「PV」で評価されるネットニュースは見出しに力を注ぎ、中身も分かり易さを優先して軽く、薄く書き換えられていきます。
「紙」の新聞も同様の傾向はありますが、まだまだ「マシ」です。
次回は「流れ」を。
一度取引を始めると永くお付き合いすることが殆どですので、すっかり忘れていたことを思い出しました。
「ホームページが活用されていない」ということです。
例えば「店舗案内」程度の簡単なものであっても、商品問い合わせなどを得ることは可能で、こうした些細なことを積み重ねていくことで「ホームページ」を理解していくようになる・・・というのが私のスタンスです。
ところが今でも「作っておしまい」の業者は多いと知りました。
現実には作って公開し、運用を通じて微調整をかけていきます。
時には大胆に方針転換します。
「狙って成功した」と吹聴するコンサルタントもいますが実態は偶然、あるいは複数の可能性を同時進行で仕掛けたうちのひとつが当たった(これは戦術として正解ですが)ということです。
ホームページは公開してからがスタートなのです。