インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2011年5月27日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→詳しくなるとはまるわだち
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。頑張れ、自分〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(49)ご近所編10〜
4:プロが教えない話外伝!〜スマホのガラケー化〜
それでは始まりです!!!
■マイコミジャーナル(短期集中連載)
災害リスクに備えた企業コミュニケーションを考えるVol.2
「電気が止まった日を生き抜くビジネスルール」
http://journal.mycom.co.jp/series/comrisk/002/index.html
■心得其の第217回
左脳的発想で作るCI。デフォルメでは省略を意識する
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/05/25/10306
■マイコミジャーナル
思いつきか英断か、13ヵ月後に訪れる「安全安心0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/113/index.html
結論から述べれば「いまさら」ぐらいがちょうど良いのです。
インターネットの情報です。
例えばツイッターは、いまから参加しても充分です。
なぜなら「コミュニケーションツール」ですから、早いも遅いもありません。
逆に「ツイッター? 終わってね?」などという連中が「異常」なのです。
よく言えば「専門家」、一段下げて「マニア」、あるいは「ファン」、実のところは「知ったかちゃん」。
ネット関連の「流行」にばかり振り回されている連中で「ネットの住民(住人)」とも呼ばれます。
分かりやすいところでは「なう」。
今いる場所や、行動をつぶやいた末尾につける符丁で、ツイッターが一般認知された昨年(2010年)に流行り、ユーキャン新語/流行語大賞にもノミネートされた言葉ですが、その昨年の「ネット流行語大賞」ではノミネートすらされていません。
ネットの住民の主張はこうです。
「終わってね?」。
2009年後半から盛り上がり、2010年の初頭に「ネット」ではブームは過ぎたというのことです。
それはそれで結構。
ネットの住民をターゲットにする商売ならその通りです。
しかし、私がお手伝いしているクライアントにとって、彼らのネットでの常識は無関係。
ネットの住民の「常識」に振り回されるのはネットに中途半端に詳しくなるとはまるわだちですのでご注意を。
「動画なう」です。
説明が難しい商品や、使用方法方を撮影して公開するのです。
公開するプラットフォームはYouTubeが良いでしょう。
ニコニコ動画も悪くはありませんが、あそこは「客層」が異なるので、ビジネスによってはマイナスプロモーションに陥ることもあるのでご注意ください。
それも気負うことはありません。
携帯のムービーでもOKです。
反対に「Facebookなう」は微妙です。
国内での盛り上がりがいまだに弱いのです。
プライベートタイムに取り組むなら止めはしませんがね。
東日本大震災の復興へ向けてテレビから「頑張ろう、日本」とタレントやアナウンサーが繰り返します。
あれが嫌いです。
なんだか、自分と日本を切り離して、どこか無責任の匂いがするからです。
また、避難所などで何もできない無力感をかかえながら、「がんばれねオラ」を照らしたとすれば孤独に苛まれはしないかと。
いま、頑張るのは未被災地にいるわたしたちです。
だから、頑張ろう自分。
頑張ろう俺。
締め切りに負ける・・・と。
震災特別編に移る前の「ご近所編」も特別号だったので、3ヶ月ぶりに本題に戻ります。
地主と思われる名前の議員のポスターを見かけたら覚えておきます。
そして、同じ名前を冠する「商店」「企業」「ご近所さん」と会話する際に尋ねてみます。
「選挙に出られる●●さんとはご親戚ですか?」。
我々パンピーにとっては想像できない世界ですが、地主民族は生まれ落ちた時よりその質問になれており、つらつらと「系譜」を語り出すことでしょう。
あの●●とは関係ないんです。あの●●は本家筋の次男の子供で、うちは祖母の従兄弟が婿を取った●●ですから・・・他人から見れば「親戚ジャン」と突っ込みをいれたくもなりますが、そこは地主にしか分からない微妙な線引きがあるようです。
しかし、遠縁だとしても身内に興味を持つ人を嫌う人間はまれです。
会話の端緒になること請け合いです。
iPhoneやiPadのようなスマホ、タブレットPCのブームが来ると大騒ぎして1年が経ちました。
スマホは出荷携帯端末の半数を占めるようになったと喧伝しますが、それはメーカー次第でユーザーは不在のできごとです。
タブレットPCにしても、数年前のネットブックと同じような状況で、欲しい人は求め、利便性を感じれば購入するのは当たり前。
米粒からパンが作れる「ゴパン」と同じ。
それでは実際はどうかといえば、ソフトバンクからは「折りたたみ型スマホ」が登場し、おサイフとワンセグを搭載したレグザフォンのように「ガラケー化」が進んでいます。
断言しますが、ガラケーは世界最高水準の機能を装備しており、便利に慣れた人間が不便を甘受し続けるわけがないのです。
タブレットPCもそう。
19インチ以上のディスプレイに慣れると、小さな画面に戻るのが困難なのはテレビを想像すれば当たり前の話しです。