インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2011年7月22日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→スマホは詰め込みすぎた幕の内弁当
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。喜んでいいのよ〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(53)ご近所編14〜
4:プロが教えない話外伝!〜メルマガについて〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の連載記事
■マイコミジャーナル(短期集中連載)
災害リスクに備えた企業コミュニケーションを考えるVol.4
「サッカー型を目指そう! 震災とパンデミックでは異なるBCPのあり方」
http://journal.mycom.co.jp/series/comrisk/004/index.html
■心得其の224
「本物」だけでは伝わらない。
スニペットとキャッチコピーとマイナーチェンジ
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/07/20/10684
■マイコミジャーナル
クズが支えるトレカの世界。リアルと乖離する「ネットリサーチ0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/121/
■通販支援ブログ 孤独な社長の裏マニュアル
【第29回】いまさらだからTwitter活用法
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-571.html
広がるスマホ経済圏。
スマホ新機種どれが一番。
アンドロイドスマートフォン、ドコモとKDDI徹底比較。
日経新聞のスマホ煽りです。
重要なことなのでなんども繰り返しますが、日経新聞の書く企業情報は話半分未満で受けとってください。
嘘ではありませんが、応援していたり、親しかったり、広告をくれたりする企業に筆が甘くなるどころか、援護射撃をするからです。
「人情」からみれば、当然のこと。
日頃「ネタ」を提供してくれる、企業の広報部との付き合いがあり、情報交換のために杯を交わしたさいに、山海の珍味に舌鼓をウチながら交わす会話に染み出る人間性に触れ、心が動かされる記者がいるとは、別の某全国紙の記者が同僚の「経済部記者」の二日酔いの姿を見て吐き捨てるように語った台詞です。
ただし、日経新聞の「商品面」では下落したDRAM価格の理由を、スマホの苦戦としっかり伝えており、いわゆるネットの住民が使う「マスゴミ」のように企業に癒着して情報を捏造していると安易に語るのは幼すぎて恥ずかしいことです。
紙面により主張が変わるのは「記者の独立性が保たれている」とニタニタして見守るのが日経新聞の読み解き方なのです。
さて、前回予告した「ガラケーかスマホか」。
私の感想は「スマホは使えん」。
この結論に「iPhone」が含まれていませんので誤差はありますが、電話にE-mailやSMS(ショートメール、Cメール)、写メに時々ネット、あるいは電卓やお財布がわりと、ケータイ端末に求める機能が限定され、それ以上は不用な人にとってはスマホは詰め込みすぎた幕の内弁当。
その心は「重くて不便」。
CMでは軽いタッチに機敏に反応しているように見えますが、かなり限定された条件下での動作で、アクティブにモバイルすると誤動作ばかり繰り返します。
それは使い方の問題だというのは・・・と字数が尽きてつづく。
なでしこジャパンと決勝を戦った女子サッカー米国代表の守護神「SOLO(ソロ)」選手の台詞。
米国の女子リーグでも活躍していた宮間あや選手が試合後、旧知のソロ選手の前で喜ぼうとしなかった姿に「アヤ、日本ははじめての優勝なんだから喜んでいいのよ」と告げたそうです。
宮間選手は敗れた米国選手の心中を察して歓びをかみ殺し、そしてそれを察して言葉を書けるソロ選手の懐の深さ。
勝者も敗者もかくありたいものです。
事務所の窓を開けると埼玉県が見えます。
川向こうは草加市。
そして道を挟んだ反対側は東京13区、「俺は民主党のサラリーマン」といったと噂の平山たいろう衆院議員の選挙区で、こちら側は東京12区で小沢チルドレンで「いま、愛に生きている」と噂の青木愛さん・・・と、落選しましたが公明党の太田さんの地盤で、選挙になるとうるさくて仕方がありません。
埼玉県にはいる最短ルートは東へ(東武伊勢崎線竹の塚駅方面)進み、橋を渡り草加市の新里です。
伯母も住んでおり東京にでてきたときから「見覚え」はあったのですが、散歩をするようになって驚きました。
正確な町名は分かりませんが、「稲田」があるのです。
事務所から時間にして15分も歩いたところに田圃です。
しかもそこには萱葺き屋根の「The農家」があります。
はじめて見つけた時はまるで「タイムスリップ」した気分でした。
最大で一週間に4本の原稿に追われています。
ちょうど今週がそうで、マイコミジャーナル、Web担当者Forum、通販支援ブログに本稿と、どれに何を書いているのかうっかりするとわからなくなります。
それに加えてライフワークとしているメルマガを毎週水曜日に発行しているのですがこちらが現在ピンチです。
まったくもって私の個人的理由なのですが、このところ誤字や事実誤認(名称間違い)による指摘が相次ぎ凹んでいることが理由です。
ギャラを頂戴して原稿を書いている身として、事実誤認で信用を損ねるぐらいなら「やらない」というのも選択肢。
まして、メルマガは当然ですがノーギャラ。
早起きして、犬の散歩も妻に任せて時間を割いて、書いて、発行し・・・:信用を失い、謝罪と訂正に追われます。
おこがましくも「この国を少しでも良い方向へ」と始めたメルマガですが政治の迷走による徒労感が追い打ちを。