インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2011年8月19日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→Web系のコストは1000%下落する
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。自己責任〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(54)ご近所編16〜
4:プロが教えない話外伝!〜宣伝マンと教祖モデル〜
それでは始まりです!!!
■マイコミジャーナル
Facebookでビジネスを成功させることはムリな理由「誰でも0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/125/
三回にわたりスマホの特集をしているところにビッグニュースが飛び込んできました。アンドロイドOSを提供するグーグルがモトローラを買収し、端末製造に本格参入するというものです。
これを受けて、スマホ煽りはさらに激化していますが、それではスマホ対応ホームページを急ぐ必要があるか・・・といえば、まったく必要ありません。
まず、結論。
スマホはパソコン向けホームページを普通に見られるから。
画面の小ささを我慢すれば、ブラウジングは容易で、利用者は縦横・拡大縮小を駆使して見ています。
データ量は膨大ですが回線は高速化されており、多くの利用者はショップが奨めるまま定額料金の「スマホプラン(キャリアにより呼称は異なります)」にはいっていることでしょうから気にすることはありません。
ちなみにスマホや、ダウンロードしたアプリの大半が、利用していない時でも勝手に通信するので、定額プランにはいっていないと悪質なほど莫大な料金を請求されます。
auのダブル定額というプランで利用し、極力、事務所内のWi-fiで通信していたのですが、10日ともたずに、利用上限に達していました。
つまり、殆どネットやアプリを使わない利用者でも、スマホをもった時点で、携帯料金が上がることを覚悟しなければならず、iPhoneでは既に顕在化していますが、今後、大きな社会問題になると私は睨んでいます。
もちろん、ユーザビリティを考えればスマホ対応のホームページを作る方が良いのですが、その為に莫大な費用を投じるのはナンセンス・・・というかWeb製作業者を無意味に儲けさせるだけ。
どうせ費用を投じるなら「コンテンツ」へ。
Web系の技術的コストは1000%下落するので、しばし待つのがお得です。
また、コンテンツはしっかりつくっておけば、半永久的に利益をもたらすのでどちらを先行させるかは自明です。
中東で邦人が拉致されて以降、この言葉がネガティブに使われることが増えましたが、人生とは所詮は自己責任以外のなにものでもありません。
生まれ落ちる環境は選べなくても、育ってからの人生のかなりの部分は選択できます。
研鑽に励むのも自己責任なら、怠けるのも自己責任。
だからわたしはどうどうと怠けます。
そして早朝から仕事もします。
少し、難しい表現で置き換えるなら「主体性」。
人生の運転手は自分しかいませんから。
草加市(遊馬町や新里で駅前ではありません)を歩いていて気がつくのは街並みの乱雑さです。
と、これは良い意味で。
もっと言葉を選ばずにいえば「好き勝手」に民家が建て並んでいます。
ここから見えてくるのが「区画整理の功罪」です。
私が住む足立区の舎人周辺は、高速道路や幹線道路の整備もあり、道幅は広く歩道も整備され、住宅地は概ね「筋」と「通り」で区分されており、もの凄く大袈裟に表現すればマンハッタン(笑)。
宅地化が進められた年代ごとに「集落」があり、基本的に似たような建物が群生しています。
ところが草加市は「自由」です。
はじめは、どうしてこれだけ曲がりくねった道が通っているんだと首をひねりましたが、それはもともとそう利用されていた「道」であり、これまたオーバーに表現すれば刻まれた歴史でもあるのです。
区画整理は歴史まで整理してしまいます。
今週公開したマイコミジャーナルの原稿にも書きましたが、ブログやツイッター、最近ではFacebookを使ったからといってビジネスが成功することなどありません。
詳しくは原稿をご覧いただきたいのですが、同じ条件下での競争となるので個人のスペックに成功が左右される・・・つまり、リアルと同じということです。
それではどうして大騒ぎするのか? それは大騒ぎする人たちのビジネスは成功するからです。
大別するとふたつ。
ネット業界の宣伝マンと、信者化ビジネス。
前者は、業界を盛り上げるというお題目を掲げ、業者と癒着し(民間同士なので真っ当な営業活動)礼賛すると小銭がチャリン。
本当にブレイクすればチャリンチャリン。
後者はファンの囲い込み。芸能人だけでなく、ネットで一山当てた連中は「信者化」に走ります。
教祖の霊言を聞こうと信者がお布施をチャリンチャリンと。