インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2012年3月9日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→クチコミと実力は無縁
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。空白は埋まる〜
3:実践テクニック編!〜情報収集術(67)ご近所編29〜
4:プロが教えない話外伝!〜クチコミするフーリガン〜
それでは始まりです!!!
■足立区のニュース。開設、足とコピペで記事を書きます
http://www.adachiku-news.com/
宮脇睦の連載記事
■マイコミジャーナル 新連載!
月商3万円から生還した社長の「人気ビジネス書 実践カスタマイズ」
■願うだけならタダなのです!『引き寄せの法則』(1)
http://news.mynavi.jp/column/businessbook/001/index.html
※なにぶん、新連載です。宜しければ、迷惑メールにならない範囲で多くの友人知人、親戚縁者、通りすがりの他人にまでご紹介いただければ、幸甚のいったりきたりです。
■スクロール360 通販支援ブログ
【第37回】謝罪先で売るのが真の営業マン
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-625.html
■マイコミジャーナル
スマホを売るショップの人々が使わない「ツイッター0.2」
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/153/index.html
■Web担当者Forum 現場の心得 第254回
Twitter活用の三大条件&ツイートネタ帳
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/07/12282
弊社はお陰様でクチコミによりお仕事をいただくことが殆どです。
自慢できる反面、対外的な営業活動をしていないことは反省しなければなりません。
どちらからも新しい出会いがあるのが、理想的な状態だからです。
とはいえ、ありがたい話しです。
「圧倒的な競争力、市場優位性がなければクチコミはおこらない」。
これは間違いです。
極論をすれば、ぼんくらでも実力不足でもクチコミはおこります。
弊社の実力を述べているのではありませんと否定することで、尊大に映り反感を買うかも知れないのが日本語の難しいところですが、とにかく実力とクチコミは必ずしも一致しないということです。
具体的なクチコミを起こす方法について触れる前に、この点の誤解を解いておきます。
広告代理店の営業マン時代、わたしは商店街の端から端まで名刺を配って歩いていました。
100件廻って一件の受注をとれないことなど当たり前の日々です。
クチコミなど望むべくもありません。
ようやく取引がはじまったと思えば、夜逃げ寸前の会社だったことは一度や二度ではありません。
クチコミに憧れました。
そんな私がクチコミされるようになったのは、新規事業を立ち上げてからです。
新規事業といえば実力があって・・・ではありません。
新規事業とは会社の歴史上の「新」であり、市場からみれば「新参者」であり「未熟者」と同義です。
だいいち当時は新規事業という認識は社内にも社外にもありません。まぁ何というのでしょうか「ミヤワキが勝手にやっている」というのが正しいところで、利益があがってから事業に昇格したのです。
しかもお客には「未経験」ということを告白しています。
それでも「クチコミ」で他のお客がやってきました。
それは世にはびこる「クチコミ論」のご本尊「共感」ではありません。
字数が尽きたので理由は次回に譲りますが結論は「自慢」です。
営業の物理法則です。
スケジュールに空白を作ってあげると、空白を見つけて仕事がやってきます。
別の原稿で書きましたが、ツイッターをやめて時間を用意してあげると、空白を埋めるように仕事が舞い込んできました。
いま超多忙です。
ずっと暇だけど、仕事がこない。
という声にはこう答えます。
「暇な時はチャンスタイム」。
やりたいことがやれる時間があるのは幸せなことです。
それが次の「多忙」の種となるのですから。
突然ですが「情報収集術」は今回が最終回。
2年以上持つ続けたのでネタ切れ・・・ではありません。
というか、どんどん新しいノウハウや発想が生まれるなか、「ご近所編」と縛っていることがもったいなぁと。
また、様々なノウハウを紹介する「実践テクニック」と題しているので、それも含めて本来の主旨に軌道修正をと、決断したのは今朝のことです。
とはいえ、ご近所編はもっとも伝えたかったことで、区切りとしては良いのかと。webにはまっていくと、すべてネットで情報収集してしまいますが、それは掲載した誰かというフィルターを通した2次情報です。
商売のお宝は一次情報にあります。
その一次情報を集めるコツを掴むのに、ご近所散策は最適なトレーニング方法だからです。
商売とは人の営みの狭間に生まれるもので、舎人三丁目も渋谷三丁目も大差はありません。今朝の散歩で見た小さな梅の花が「旅立ち」を決断させてくれました。
前回もグレーゾーンな「ステルスマーケティング(ステマ)」に触れましたが、Web業界のある著名人などは、某経済誌で、「クチコミを起こしたければブログ界の著名人に執筆依頼しろ」と寄稿していました。
彼らには「ファン」がいて、その「ファン」は積極的に発言をするので、呼び水となりサイトが盛り上がるということです。
結論、論外です。
ブログのコメント欄は盛り上がるでしょうが、盛り上がりと売上は連動しません。
クチコミされてもそれは騒音に過ぎず、常連客を招待したパーティーにフーリガンが紛れ込むようなものです。
あるいはイベントの集客のために新興宗教の教祖を呼ぶようなもので、宗教には動員力があるので人は集まりが、集めた目的が達せられることがないのは自明です。
Web業界では我田引水を越えた「営業活動」をトレンドやノウハウとして紹介することが・・・非常に多いのでご注意ください。