インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2012年4月27日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→「古文書」を現代語に訳しているような気分
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。噛まれたキズは治らない〜
3:実践テクニック編!〜アイデアは手描き(3)〜
4:プロが教えない話外伝!〜計画停電で死人がでる〜
それでは始まりです!!!
宮脇睦の掲載記事
■「ビッグトゥモロウ」にちらっと紹介されています(98ページ)
http://www.seishun.co.jp/magazine/big/
宮脇睦の連載記事
■マイコミジャーナル 新連載!
月商3万円から生還した社長の「人気ビジネス書 実践カスタマイズ」
■「オンリーワン」になる秘訣を教える『人を動かす』(2)
http://news.mynavi.jp/column/businessbook/004/index.html
■MSN ヘルスケア SNS疲れ(※監修しました)
コメント返しはもはや義務化!? 「SNSに疲れない」ための3つの掟
http://goo.gl/JszPs
■マイナビニュース
詐欺か? 記事掲載か? 社長を迷わせる「取材依頼0.2」
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/160/index.html
■Web担当者Forum 現場の心得 第261回
リソースを最大活用するタイムマネジメント
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/25/12642
■スクロール360 通販支援ブログ
【第39回】ネットで売って損する仕組み。
顧客ロイヤリティという視点
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/post-637.html
この春から全面刷新した朝の情報番組「めざましテレビ」をあまりみなくなりました。その枠の仕切り役アナウンサーの前に置かれた「パソコン」が理由です。
「ネット」に投稿されたコメントなどを拾う体になっているのですが、アナウンサーが画面に目を落とす仕草に「いま心が画面のこちらがわにない」と気づいて興ざめするのです。
実はこれ「ソーシャルメディア」を活用する上での御法度といってもよいでしょう。ひらたくいえば「おざなり」です。
ソーシャルメディアを積極的に利用している人は、信仰心に近い盲信をしています。世界はこれで変わっていくとし、すべてはこれに置き換わる・・・と。
端的に言えば他人発信で状況が好転することを願う、依存心の発露なのですが、しかし、それをいっては「フーテンの寅さん」が嘆くのでやめておきます。
とにかく自分たちが良かれと思っている連中がターゲットです。
だから「おざなり」に敏感になるのです。
正論過ぎて恥ずかしいのですが、だからこそ「誠意」が鍵となります。
つまりソーシャルメディアを活用するにおいて最大のコツは「誠意」になるということです。と、わたしがソーシャルメディアに否定的な論調になるのは、そのすべてがインターネット黎明期から語られていた必勝法で、まるで「古文書」を現代語に訳しているような気分になるからです。
いまテレビ番組単位でこぞって「フェイスブックページ」を開設していますが、これなどは「ブログ」でも充分、いや「ブログ」そのものですしね。
新しいツールが登場してもネットの本質は昔と同じです。
朝の忙しい時間にアナウンサーが「よそ見」。
そこに誠意を感じません。
最近は東京MXテレビの八田亜矢子さんをみています。
あのたどたどしさに深夜番組の淫靡さすら感じます。
また「めざましテレビ」の初代女性キャスターに名前の感じがちょっと似ているので軽いノスタルジーも覚えつつ。
「細道で犬に出会ったら、権利を主張して噛みつかれるよりも、犬に道を譲ったほうが賢明だ。たとえ犬を殺したとて、噛まれた傷は治らない」。
D・カーネギー著「人を動かす」にあったリンカーンの言葉です。
五分の理しかなければ道を譲り、仮に十分の理由があったとしても、争いを避けるにこしたことはないという教えです。
自分の権利を過剰に請求する現代日本人が噛みしめたい言葉ではないでしょうか。
イラストレーターというプロ向けのソフトを自在に操れます。
イラストも製図も思いのままです。
しかし、アイデアは手描きです。
ソフトを使うと機能に縛られてしまうからです。
ほぼイメージ通りに使いこなせますが、その「イメージ」を削り出す作業が、ソフトの機能という制約を受けてしまうのです。
例えば新宿へ行くとします。
このとき「電車」と決めてかかれば「何線」という路線の選択になります。
しかし、フリーハンドで考えれば「徒歩」や「自転車」、「タクシー」どころか、「ヘリコプター」で駆けつけることだって不可能な話しではありません。
足立区から新宿にヘリコプターで移動する人はない・・・でしょうが、発想の段階からの否定はアイデアを固定観念で縛り付けます。
パソコンやワープロ、タブレットPCにメモやアイデアを書き留めるのはツールの奴隷になるのと同じです。
だから私は「手描き」を薦めるのです。
猛暑になれば「計画停電」もあると枝野大臣。
彼は昨年の計画停電時の「官房長官」で、いわば「前科1犯」。
だからやりかねませんね。
だから「予行演習」しておかないと「死人」がでます。
なぜなら今度おこるとしたら「真夏」です。
昨年の実施時、関東は幸いにも過ごしやすい陽気に恵まれました。
しかし、枝野大臣の言葉からみれば「猛暑」という前提条件です。
つまり酷暑のなかエアコンが使えなくなるのです。
熱中症による死人がでるかも知れません。
なぜなら、「計画停電中」は使えなくなる固定電話があるからです。
ネット回線を使うIP電話はアウト。
電源供給が必要な電話機もアウト。
すると救急車を呼ぶこともできません。
携帯電話は使えるので、計画停電中は屋内にいても携帯をそばに置いておく「自衛」が必要というのは筆者の「体験」からの結論です。
こうした「予行演習」はすぐにできるのですが何故か先送りにしています。