インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2014年3月28日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→丸投げすればコスト高になる
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。レイシスト〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(26)〜
4:プロが教えない話外伝!〜カード欲しさに売春する女子学生〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
■マイナビニュース
佐村河内守氏への追究がぬるい理由とゴーストライター0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/258/index.html
■Web担当者Forum第353回
250万円のリニューアル費用は高いか安いか。ホームページ制作費相場を裏見
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/03/26/17210
弊社はいまひとつ儲かっていません。
なんとか生活することはできていますし、株式投資で10万円ぐらいの損なら我慢ができるほどの蓄えはありますが、濡れ手に粟というか、ビルが建つほどの利益がでていない理由は、250万円の仕事をスルーする怠慢です。
会社員時代なら200万円あたりで、相見積もりをだしておいて、さらに198万円まで落として、プライスレスな「恩」まで売りつけたことでしょうに。
平坦な道と坂道があれば、迷うことなく後者を選ぶ性格が災いしています。
だから余計に、高額な請求書を発行するホームページ制作会社を責める気持ちになりません。
請求金額は会社の方針。
それなりの金額の見積書を提出するのは強気の現れ。「ぼったくりバー」など、強気でなければやっていられないように。そもそも高いか安いかを判断するのはお客です。そして高いという理由だけで、信頼できると錯覚するお客もいるのです。
その理由は無知。
ホームページ制作の実務において、原価とはほぼ人件費です。
コーディングやデザインはもちろん、写真撮影などもそう。ではその写真撮影は、果たして業者でなければできないものか? デジカメの進化により、素人でもプロに近い写真を撮ることは可能で、わたしは「構図」などのコツだけ教えて、お客に任せることで総コストを下げる提案をします。
写真を更新するたびに、プロに発注するか、自分たちで行うかはランニングコストに影響します。
一事が万事。
お客の積極的関与により、見積金額を下げて品質を上げることは可能(もちろん、限界はありますが)で、そのためにはお客の側に、一定の知識が必要となります。
裏返せば丸投げすればコスト高になるのは自明で、さらに見積金額の妥当性を検証する手間を惜しめば、高い見積もり金額を信頼の証と錯覚することで、納得しようとする・・・とまで分かっていながら、儲け損なっています。
人種差別主義者をレイシストと呼びます。で、拡大解釈し幼児性愛嗜好を「ロリコン」と呼ぶことをレイシストという人がいました。
それは違います。生まれ落ちた環境、自らの努力で対処できないことを理由に差別するもので、ロリコンは嗜好に過ぎず、犯罪を犯さない限り罪に問われるものではありません。
極一部に過ぎない、特定外国人の排斥運動により、この用語を拡大解釈し武器とする「人権派」の登場が危ぶまれます。
Web関連の「成功法則」で信用できるタイトルがあります。
それは法則の数が多いもので、100を越えればまず間違いはありません。
出版企画はキャッチーさが優先されるので、必ずしも著者の本意が表れるとは限りませんが、Webの成功法則は十人十色の世界で、諸条件により大きく異なり、万人向けに書き下ろすなら、いくつもある方法を並べるのが誠実で、すると必然的に数が増えていくものだからです。
だから反対は「キメうち」。「Facebookで人生が変わる」「Youtubeでウハウハ儲かる」など、いいかえれば「専門書」といっても良いでしょう。
表題のノウハウ(これも偏っていますが)を欲するのなら、価値があるかも知れませんが、Web全般のノウハウとしてはあまり役に立ちません。
とくに著者の肩書きに「コンサルタント」とあるものは。
彼らの商品はノウハウではなく、雰囲気だからです。