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グローバリゼーションの誤解|ITジャーナリスト宮脇睦によるIT時評「伸びる会社は知っている」

グローバリゼーションの誤解|伸びる会社は知っている

トップページ-レポート-第320号グローバリゼーションの誤解

■第320号グローバリゼーションの誤解

インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。

2014年9月19日発行号
目次♪

1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→グローバリゼーションの誤解
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。作用反作用〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(38)〜
4:プロが教えない話外伝!〜Web業界は嘘つきほど成長する〜
5:オススメ情報

それでは始まりです!!!

1:新着情報

※ミヤワキの最新原稿が3本公開されています。

■マイナビニュース
株価が大暴落した背景は脱法0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/283/index.html

■Web担当者Forum第376回
社長! SEOをご存知ですか?
迷惑テレアポを回避してサクサク仕事を進める
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/09/17/18249

■通販支援ブログ(最新号)
【第58回】
16万部のメルマガを誇る自画自賛が数字を見つけるコツ
http://blog.scroll360.jp/ec/keiei/16.html

2:伸びる会社は知っている!〜グローバリゼーションの誤解〜

 少し成功すると「海外へ」と語り出す人がいます。

 それを望む気持ちを否定はしませんが、海外進出は成功と同義ではないとまで前回指摘しました。そこにはグローバリゼーション(グローバルスタンダード)への誤解があるのです。
 
 野球選手がメジャーリーグを目指すのは、巨額の年棒よりも、より高いレベルでの野球を楽しみたいからです。Jリーガーが世界を目指すのも同じです。

 それではビジネスマンが海外を目指す理由はなんでしょうか。

 商社や海運など、海外ありきのビジネスを除けば、海外の市場を獲得し、より儲けるためです。

 そして商売人の考えることは皆同じです。
 米国の、中国の、ポルトガルの商売人も世界を目指します。

 それが世界であり、グローバリゼーションです。
 
 しかし、そこは「メジャーリーグ」のように、ひとつの球場に集い、統一されたルールで戦う場ではありません。

 「グローバル」という市場があると錯覚しますが、正しくは米国、中国、エストニアという各国の市場で勝ち抜かなければならないということです。

 各国にはそれぞれ伝統文化、風俗があり、好みも言語も異なります。

 そのすべてに「勝つ」ことが、海外進出の最終目標となります。
 IT企業に絞ってみれば、日本企業が海外で苦杯をなめ続ける理由でもあり、楽天などは海外での成功例を探す方が困難です。
 
 一方「グローバル化」を礼賛する声は多く、また信奉するものも少なくないのはなぜでしょうか。

 これこそが「誤解」の正体です。

 日本人が挙げるグローバル企業の大半は「米国生まれ」だということです。

 ウィキペディアにはグローバルが喧伝され始めたのは「湾岸戦争以後」とあります。ソ連の瓦解により冷戦は終結し、米国が覇権を握った後に生まれた概念で、対象者は米国と、米国企業なのです。

 世界最強の軍事力を背景に、基軸通貨ドルを操る米国にのみ許された・・・と、また続きます。
 

<つづく>
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3:閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。作用反作用〜〜

 ソーシャルメディアの功罪が色濃くなってきています。
 むしろ罪のほうが強いでしょうか。

 誰もが容易に世界の情報にアクセスできるようになったことで、適切な判断を下す見識や経験がないものまで世界を語れるようになりました。

 平等ではありますが、果たしてそれが世界を平和に導く・・・ことはないでしょう。

 それは中東の混乱、とりわけ「イスラム国」が雄弁に語ります。
 本質はスコットランドの独立騒動も同じです。

<つづく>
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4:もっと実践編!〜Web業界は嘘つきほど成長する〜

 実は各種連載では遠慮していることが多々あります。

 みな「ギャラ」を頂戴しており、その源泉はスポンサーさまです。
 するとそこに不利なことは書けません。

 そこでマイナビではイニシャルなどで「逃げ場」を作り、Web担は「ぼかし」、通販支援ブログではそもそもネタから外します。
 
 たとえば「外部リンクの販売」が、グーグル的に違法であることは、Web界隈の人間にとっては常識。

 しかし、現時点においても絶賛販売中です。

 「クマ出没注意」の東証一部上場企業から、急成長中のベンチャー企業まで。
 
 客を馬鹿にしているのかと言いたくもなりますが、しかしそれで契約を取っているから成長している訳で切なくなります。

 日本のWeb業界は嘘つきほど成長する。

 これ、残念ながら事実です。
 真実とは認めたくありませんが。

<つづく>
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