インターネットは道具です。そしてこの道具はその価値と使い方を正しく利用すると今までの常識を覆す結果をもたらします。
2013年7月26日発行号
目次♪
1:新着情報
2:伸びる会社は知っている!→目次見本だけで本になる
閑話休題:心を1gだけ軽くする一言。神の国〜
3:実践テクニック編!〜ネタの探し方(10)〜
4:プロが教えない話外伝!〜一般的には矛盾と呼びます〜
5:オススメ情報
それでは始まりです!!!
■宮脇睦の新著発刊!!!
完全ネット選挙マニュアル
それは民主主義の進化か、それとも自殺か [Kindle版]
絶賛発売中
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=B00DCIH9VU
※最新記事は2本です。ぶろぐでオリジナル記事を配信してます。
■マイナビニュース
アップルツーアップルとかいう奴はルサタイハツンパなネーミング0.2
http://news.mynavi.jp/column/itshacho/224/index.html
■Web担当者Forum 第320回
ネット世論とリアルが乖離する理由、マニアと一般人が混在するビッグデータ
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/07/24/15687
■新装版 みやわきぶろぐ「本当のことだけ言えない世界の片隅で」
http://www.as-mode.com/blog/
試行錯誤中です。というのは最新刊「食べログ化する政治」はすでにキンドルで発刊手続きを取っていたのですが、最後の最後の仕上げで校正し、すこしずつ手を加えていたら、ピコンと閃いたのです。欠けていたピースに。
予想通り盛り上がりに欠けたネット選挙で、想定内ながらも若干の冷めた感は否めず、しかし本文は問題提起としては充分な内容になったと、そのまま発刊する予定でした。
ところが、このピースを見つけてしまって無視はできません。
そしてガーッと加筆をすると、全体のバランスが崩れたので、いますべてに手を入れております。
そんな試行錯誤中のわたしがお届けする「本の書き方」。
ふざけるなとおしかりは覚悟の上です。
本を書くにはまず企画が必要です。
テーマのことですが、タイミングにより企画だけで仕上げられたであろう書籍も多々あります。
企業がブランディングとして本を出すなら、ノウハウや商品の利用法でしょうか。
本稿では仮に「たわし」とします。
次に用意するのが目次見本です。
プロットや企画書など、さまざまな呼び方がありますが、どんな内容を書くのかを章ごとにまとめたものです。
たわしの歴史、たわしの活用法など、箇条書きでもよいですが、数行で論旨をまとめておくと良いでしょう。
これは現役編集者から教わりました。
出版実績が無いと完成した原稿が必要なことが多いのですが、魅力的な企画なら、この目次見本だけで本になることがあるからです。
箇条書きより論旨が明快な方が、編集者も理解しやすいと言うことです。
電子書籍による同人誌・・・キンドルダイレクトパブリシングならばプレゼンは必要ですが、経験上、箇条書きから踏み込み、要約まで添えた方が後の作業が順調になります。
さて執筆・・・とここで字数が尽きましたので続きます。
次回は書き上げるコツを予定。
かつて問題となった元首相の発言ではありません。
というかあの発言も全文見れば問題になるような意味ではないのですが、WiLL2013年8月号で上智大学名誉教授 渡辺昇一さんのエッセイにあった、神話の時代からの歴史が現代生活に保存されている国は日本だけという指摘です。
意訳になりますが「相撲」も神話にはじまり、大相撲どころか草相撲として伝承されています。各種祭りもそう。
特別なのす。ユニークという意味でね。
ネット選挙戦でも注目された「ビッグデータ」について、不吉な報道がありました。
カネボウの美白化粧品により、皮膚がまだらになったという事件です。
カネボウは商品回収と被害者救済に乗り出しましたが、ビッグデータを活用していれば、事前に防げたはず・・・なのにというものです。
ビッグデータはバズワード。
軽佻浮薄な流行言葉です。
事件を未然に防ぐことなどできません。
分析のためのデータは分母がなによりも大切で、漠然と莫大に集めた巨大なデータは大して意味が無いのです。
カネボウの失敗が証明します。
カネボウはマーケティングとしてビッグデータに取り組んでいましたが、顧客対応の分母にはしていなかったからです。
カネボウを責める気になれないのは結果論だから。
今後はともかく、想定外の事故が起きる前に、事故のデータを集める=抽出することを一般的には矛盾と呼びます。