タイトル
おい、ブッシュ、世界を返せ!
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2004年、「華氏911」でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したマイケル・ムーアの笑劇作!
ブッシュ(親子&共和党)最大の敵、マイケルムーアが命がけで送る9.11”テロ”とイラク”侵略”
戦争の真実がここまで軽やかにして小馬鹿な文体で語られて良いのか?
全編が”アメリカンジョーク”のような本当の話。
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●どんな方に?
□アメリカは自由の国と信じているあなたに
□イラク戦争が何故行われたかを知りたいあなたに
□これからアメリカ国内に旅行にいく人に
□投票率を上げる陽気なやり方の一つの方法を知りたい方に
□なにより、ストーカー以上の追跡力、異様な執念でフセインを捕まえたブッシュが何故?自国を血まみれにしたビン・ラディンを見逃しているのかに気づいた方に
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本書はアメリカンジョークを理解できる「ギャグ許容度」の高い方にはよりオススメです。
きまじめな方には著者のマイケル・ムーア氏が単純な反体制主義者か、心療内科治療が必要な人に感じるかも知れません。
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●どんな内容?
2004年、カンヌ映画祭パルムドールを受賞した「華氏911」の前編ともいえるアメリカの真実の半分を捉えた作品。
アメリカは9.11以降何が変わったのか?
アメリカ人は本当にイラク戦争を支持しているのか?
ツインタワーに突入した「テロリスト」は何故あれほど正確にツインタワーに「命中」させられたのか?
数々の9.11以降の見過ごしがちな疑問に対して、独自の情報源と巨体を揺らしたアポナシ取材でアカデミーショー・ドキュメンタリー映画部門受賞「ボーリングフォーコロンバイン」のマイケルムーア監督が答えます。
共和党(アメリカの保守系)支持者にはムナクソ悪い内容なのでデーブ・スペクターさんは「華氏911」とマイケルムーアをクソミソにいっておりました。
目次より
第 1章:アラビアのジョージへ七つの質問
ビン・ラディンとブッシュの危険な関係
第 2章:大ボラ製造所
悪いのはイラクじゃない!
第 3章:石油よければすべてよし
戦争の理由はいつも石油
第 4章:お化けだぞー!とおどかすブッシュ
テロなんてそう簡単には起こらない
第 5章:テロを防ぐには、テロをやめること!
ぼくたちが安全に暮らす確実な方法
第 6章:神は怒っておるぞ
ブッシュは最悪の創造物
第 7章:ホレイショー・アルジャー死すべし
金持ち神話はもうおしまいだ!
第 8章:ヤッホー!税金が減った!
44兆の赤字なんか、なんでもないぞ
第 9章:リベラル派の楽園
「アメリカは保守化した」というデマにだまされるな!
第10章:保守的な義兄との会話のしかた
軟弱なリベラル派からのささやかな抵抗
第11章:薮(ブッシュ)を刈り払って庭をきれいにしよう
あの男を追いだせるのは、この人たちだ!
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●書評
先日のイラク邦人拉致&解放事件でも政府もメディアもテロリストという表現を使っていました。
あのツインタワーに突入した犯人はアメリカの友好国であるはずのサウジアラビア人。
そして忌まわしきテロリストであるオサマ・ビン・ラディンもサウジアラビアの出身。
至難の業のジャンボジェット機を的確に命中させる行為を、2発必中で当てることを空軍経験のないテロリストに可能なのでしょうか?
マイケル・ムーアはサウジ軍の存在を指摘しております。
サウジアラビア王家とビン・ラディン一族に対するアメリカの、いやブッシュ大統領の特別扱いはオイル=お金と言いきっております。
そしてなんと、イラク侵略戦争の本当の理由というのもお金だったのです。
なるほど。
だから、ストーカー以上の追跡力、異様な執念でフセインを捕まえたブッシュなのに、自国を血まみれにした憎むべきテロリストオサマ・ビン・ラディンを見逃しているのかがわかりました。
オサマの家族や親戚はブッシュ一族と大変親しく、それはもう家族同然だったからです。
ましてオサマのお陰で、フセインにインネンをつける理由ができたのですから大助かりです。
本書は前編アメリカンジョークのような文体で綴られていますが、今のアメリカの真実の半面を映し出しています。
テロが起こる!アメリカの自由が奪われる!とお化けが出るぞと脅かすブッシュの姿に我らが日本の羊の目をもつ首相の痛みに耐えてや構造改革、自民党をぶっつぶす!といっていた言葉が重なります。
私達はもう知っています。
自分はライオンと言い張る羊の目をもつ首相が何の痛みにも耐えていないことを。
そしていつも都合の良いことしかいわないことも。
痛みに耐えるのはいつも庶民なのです。
アメリカでも同じことが起こっています。
それはもっと深刻かも知れません。
なぜならそれはブッシュ親子とそのお友達のための金儲けが理由になっているからです。
本書は
アホでマヌケなアメリカ白人
よりも少しだけ上品に書かれています。
多分、筆者のマイケル・ムーアがボーリングフォーコロンバインで小金を貯め込んだからでしょう。
しかし、そこからくる余裕なのか分かりやすくなっております。
華氏911でカンヌ映画祭パルムドール受賞に対して、マイケル・ムーアのことを反体制主義とあるワイドショーでは伝えておりました。
これは全然違う評価です。
彼は反体制というより反ブッシュ(親子)であり、熱烈民主党支持者といったほうがよいでしょう。
それよりも本書に書かれている事実があまりマスコミに登場しないことが気になります。
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