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□三木谷社長は脱サラ組のフィナンシャルアドバイザー
起業家を志す方が増えていると聞きます。
起業と一口に言っても様々な種類がありますが、独り立ちやのれん分けとった独立から一人で商売を始める創業まで色々あります。
最近巷を騒がせているライブドアや楽天などのように創業を指して、起業という場合もあります。
とはいえ、この場合の起業は非常に危険を孕んでいることを知っておいてください。
それはない物を作り上げる為、ゼロサムゲームに陥りやすいことです。
もちろん、上手くいけば巨万の富を得ることができますが、見通しが甘かったり時代とマッチしていない場合は無一文になる危険性があるのです。
もっとも先ほど上げたライブドアと楽天は、いまでこそITベンチャーの勝ち組企業と名を馳せていますが、実はその成り立ちを見るとゼロから立ち上げたのではないことがわかります。
楽天の三木谷社長は日本興業銀行からの脱サラ組で、最近のオフィシャルなコメントではネットの世界の楽市楽座を目指したと独立当初から今の方向性が決まっていたように報じられ、ご自身もそういったセルフイメージの構築をされているようにも見えますが、経歴を見ると独立から楽天市場の立ち上げまでの間に空白があります。
この空白期間の楽天三木谷社長の本業はフィナンシャルアドバイザーやM&Aを手がけており、てこれは日本興業銀行時代の彼のお仕事でした。
■参考URL
http://www.sanbou.net/retsuden/ma/mikitani.htm
http://www.rakuten.co.jp/recruit/aboutus/message01.html
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□ライブドアの堀江社長は学生ベンチャー
ライブドアの堀江社長もその創業はホームページ制作請負業で、ライブドアの堀江社長の場合は学生ベンチャーなのですが、今のような企業買収のビジネススタイルではありませんでした。
このことからも分かるようにその創業時に、今の形だったところは皆無と言ってよいのです。
つまり、成功している人の殆どが最初から全く新しいビジネスモデルを構築して、起業したのではなく、それまでの経験を活かした形での独立から始めているのです。
学生からベンチャーを立ち上げるのは社会経験がないことが発想にも行動にも自由度が増し、若さと勢いで何とかなるかもしれません。有力なスポンサーや新奇性の高い商品(サービス)を持てば、最初から起業も不可能ではないでしょう。但し、社会経験がないぶん底が浅くなるリスクも背負ってしまいます。
このことは、堀江社長の近鉄買収発表でのイデタチを見れば分かるのではないでしょうか?
一方、社会経験をもって起業を志す場合、この社会経験がいろいろと邪魔をする場合がたくさんあります
それは常識という壁と安定という誘惑です。
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□サラリーマンの常識と安定
会社員は長く続ければ続けるほど、常識と安定への依存度が高くなります。
それは生き物が環境の変化を嫌う本能に由来しているからでしょう。
そして、起業すると常識も安定も、その瞬間になくなるのです。
私自身、会社員時代には意識していなかったのですが、会社員時代は毎月空から給料が降ってくる感覚だったように思います。
私は営業でしたので数字にはこだわりがありましたが、その数字はお金と同じ価値(等価)ではなかったのです。
それが、起業して請求書をだして口座にそのお金がマルマル振り込まれた時の喜びはたまりませんでした。
一方、仕事がない時は預金通帳の残高は減っていく一方です。
会社員時代は最低でも月に一回は振り込まれていたお金が全く入ってこないのです。
そして、お金を節約しようと御飯を食べなくても、家賃はただ居るだけで、預金残高を遠慮もなく削っていきます。
喜びと同時にこれはトンデモナイ恐怖で、この時サラリーマンの常識と安定を実感したのです。
もっともこれも砂上の楼閣なんですが。
起業にはリスクがつき物なのです。
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□起業成功確率を上げる
その中で起業のリスクを減らす方法が独立など、今までの経験の延長から始める方法です。
これは本業の部分では今までの延長で進められますので多少の余裕ができるからです。
個人事業にしても法人にしても、自分で商売を始めるとお金にならない仕事が想像できないぐらい増えます。
経理処理・事務用品、社名、等々、モチロン、プロに頼めば良いのですがやはり、お金がかかりますし、最初から全てを人任せにしていては会社の仕組みを理解するのが難しくなります。
例えば経理をされている方は別ですが、消費税の納め方一つをとってもその仕組みを説明できる方は少ないでしょう。
立ち上げの初期はどうしても雑多なことで時間を獲られてしまうので、本業まで手が回らないといった本末転倒も充分に考えられるのです。
だからこそ全くの未分野にチャレンジするのではなく本業(経験の延長)から始める方が、成功確率が上がるのです。
少なくとも本業に関してはプロなワケですから。
しかし、起業に際して今の仕事を続けていても・・・から、心機一転いう気持はよ〜く分かります。
しかし、勝てば官軍を座右の銘にしたのは日本マクドナルド創業者の藤田田(ふじたでん:故人)さんですが、セルフイメージも企業イメージも後でどうにでもなるのです。これはとても重要なことです。
楽天もライブドアも最初から今の形ではありませんでした。
これらの勝ち組企業はまず歩き始めて、そこから先を考えたのです。
もっとも創業当初から大言壮語ともいえる夢は持っていたかもしれません。
ただその大言壮語も歩き出したらその可能性がゼロではなくなります。
るのです。
その為にも始めからビジネス本や自己啓発本にある起業を目指すのも結構ですが、自分にできる小さな事からコツコツ始めることのほうが遙かに重要なのです。
有限会社 アズモード 代表
マーケティングプロデューサー 宮脇 睦
(みやわき あつし)
セブンイレブンとダイエーに見る営業戦略
安売りや特売は大変危険です
起業成功確率を上げる方法
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