1:伸びる会社は知っている!〜人は分かるものしか分からない〜
昨年の末に私の発行しているメルマガ「マスコミでは言えないこと」が200号を超えたことを記念して作った「特製レポート:超リアル版人生ゲーム攻略法」はちょうど3週間で、300件の申し込みがありました。
メルマガ読者が4,000部ぐらいですので7.5% の方がお申し込みいただいたということになります。実はこれ無料メルマガの中ではかなり良い数字なのです。それというのも無料メルマガの場合、「精読率」が低く、このレポートの申し込みの際にメールアドレスを記入しなければならないので「抵抗感」が高いからです。
今回は早速本題に入ります。
手前味噌ですが、私の特製レポートは「メールアドレスという個人情報を提供しても見たい」と思わせたということになります。そしてそう思わせた理由こそが、ブログやメルマガの活用と継続のポイントとなります。
そのポイントとは「人肌感」です。12/4号で触れましたが、「人肌感」は集客効果を発揮し、「人肌感」にポイントを置くと継続はそんなに難しいことではなくなるのです。
「人肌感」を分かりやすくいうと「共感」といっても良いでしょう。もう少し哲学的な表現をすると「人は分かるものしか分からない」ということです。つまり裏返していうと「分かることを話」せば伝わるのです。
例えば日記(ブログ)に「今日は洗濯物をしました。」と書き込んで、これを見て「へぇ〜洗濯したんだ。」と共感する人がいるでしょうか?いればその方は相当のアナタマニアです。大切にしてください。
しかし「ポカポカ陽気の気持ち良いお日様に誘われて、調子に乗って干しきれないほどの洗濯をしました。」とします。どうでしょうか?文は長くても、何も残らない短文よりも印象に残る長文なら残ったもの勝ちです。
ポカポカ陽気で「触感(温度)」を想像させ、気持ちの良いと調子に乗ってで「感情」を把握させ、干しきれないほどので「状況」をイメージさせます。そうすることにより読者は、「共感」しやすくなります。
「昭和の歌」の多くが情景や感情の機微をを歌詞の中に織り込んでいることも「共感」を産むための技術なのです。
人は共感することにより感情移入ができるようになります。そうすると読者はブログの向こう側にいるアナタ(書き込んだ内容)を疑似体験できるのです。
今、話題の「電車男」なんかは共感による疑似体験そのものですよね。
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