2:伸びる会社は知っている!〜伝える人に伝えることが基本中の基本なのです。〜
以前に少しだけ触れた出版の話ですが、順調にいけば来年の2月頃の発売になりそうです。
まだ編集者からネタについては口止めされていますのでヒミツなのですが、そのネタの絡みからできるだけ早く店頭に並べたいとの方針だとのことです。
当初は1月末までに原稿を入れ、2月に校正し早ければ3月頃にというスケジュールだったのですが、一気に1ヶ月前倒しの年内入稿になりました。
これにより年内の休日はなくなりました。
・・・まぁ請われて本を出すことになったのでその期待に応えなきゃイケマセンし、何よりマーケティングの視点から見ると早く出すのは正しい判断ですしね。
ちょっと前の話になりますが、サッカー日本代表戦で松浦亜弥さんが君が代を歌っていました。
埼玉スタジアムの柿落としとなった日本対イタリア戦で、工藤静香さんがキムタクベイビー出産後の初仕事として歌ったのですが、その音程の自由さは「軽くヤバイ」といった感じでしたが、松浦さんの音程はかなりヤバイものでした。
一体誰がオファーを出すのでしょうか?
サッカーつながりでtoto(サッカーくじ)の売上が振るわずに深刻な状況に追い込まれています。
インターネット販売を始め、販売箇所を拡大していますが「サッカーファン」の集まるスタジアムでの全面販売に踏み切っていません。
国際Aマッチでの国家独唱は世界中に配信されるという「常識」に立てば、お遊戯レベルの国歌が流れることは恥ずかしいことなのです。
あの時、松浦さんに気が付いた中田ヒデは苦笑いをしていました。
今、話題のTBSでの放送でしたが、浅薄な演出が視聴率ブービー賞という結果に表れているのでしょう。
そしてtotoの問題はそもそも商売とは無縁な文部科学省の管轄が癌なのです。
今までお勉強のことばかり考えていた人達が賭場を開帳してそこに人を集めようというのですから無理があるのです。
「スポーツ振興」というお題目は結構ですが現実とのギャップがあります。
実は他人事ではありません。
マーケティングの視点を持たずにチラシを作ったり、ホームページを作ったりしていると同じコトがおこります。
これは会社や組織の大小の問題ではなく、そもそも見ている場所が違うからなのです。
松浦さんを見たい人はコンサートに行きます。
サッカーファンはそんなもの期待していません。
サッカーくじが本当に賭博が主目的でないのなら、一番勝ち負けに興味があり応援している人が集まっているスタジアムで販売するのが自然な形です。
ところが、マーケティングという視点のない人達は、自分たちの社内事情や企業文化で物事を図るので「トンチンカン」なことを平気でしてしまうのです。
ホームページなら「社内の人しか分からないHP」だったり、「価格(割引)がメインテーマ」のチラシを作ったり。
マーケティングの定義は色々ですが、伝える人に伝えることが基本中の基本なのです。
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