2:伸びる会社は知っている!〜値上げしてからの方が売れる〜
→値上げしてからの方が売れる
ホームページで販売している「プロが教えない話」のパッケージ版を今月末で終了します。
これはご購入者の地域競合が起こるかも知れないことが大きな理由ですが、「事例」も「トレンド」も変わっていくので「パッケージ」で販売していると迅速な対応が難しくなってきたからです。
例えばパッケージの中の「最新お役立ちサイト特集」としているものも、移り変わりが激しいですし、レポートで奨めていた「メルマガ」もこの半年ぐらいで急速に集客術としての魅力がなくなりつつあります。
そこで、「要点」だけをまとめた「3の鉄則、10の法則」というレポートを書き下ろし現在校正中です。
ビジネスホームページを活かすための要点だけに絞りましたので、技術論は排除しました。
技術はすぐに一般化し陳腐化しますから。
技術は陳腐化します。しかし、トレンドはぐるっと回って戻ってきます。
今、新しいサービスとして「会員限定掲示板」の可能性を検討中です。
閉ざされた空間で最新ノウハウを提供しようかと。
ブログでないところがミソです。
前号からの引き続きで今週も「値段」の話しです。
昔からの読者の方はご存じでしょうが、今月末で中止する「プロが教えない話」は昨年の9月に発売して以来度々「値上げ」してきています。
そして「値上げしてからの方が売れる」のです。
最初は読者へのサービス価格で「安く」紹介していました。
そして、「安い」時は常連さんや昔から応援している方が殆どで、多分価格とは関係なかったのでしょう。その点、私は「損」したかも知れません(笑)。
発売以来、サイトで公開していたので、見ず知らずの「他人」も商品を見ていきました。が、「値上げ前」は見向きもされません。
ところが今の価格にしてから…売れています。
最近では100%検索エンジン経由のお客さんです。
さて、消費行動は「支払う対価以上の価値(メリット)を感じたとき」に決定されます。平たくいうと「100円の商品に110円の価値を感じたとき」ということです。
「インターネットは安くしなきゃ売れない」。
これも大嘘。
私は自分の商品で確認したので間違いありません。
それでも「低価格信望論者」は「いや、でも」というでしょうが、ここも大きな勘違いがあります。
それはお客さんには「いますぐ購入したい」という「イマスグ客」と、「いいのがあれば買うかも」という「カモ客」とがあり、これを混同しているのです。
また、細分化すると「イマスグ客」も「価格派」と「非価格派」に分かれます。
非価格派は緊急だったり質を重視したりと価格以外の「基準」があります。
鍵のトラブルや水漏れのお客さんはここに属します。
ところが、「低価格信望論者」はこの「イマスグ客の価格派」という狭いターゲットだけをみて「安くしなきゃ」というのです。
さらっと終わらせるはずだった「価格編」。
続きます。 価格の誤解にしばらくお付き合いを。
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