1:伸びる会社は知っている!〜夢物語の理想のお客様。〜
昨日、今年の4月より施行される「個人情報保護法」の勉強会に行って来ました。
今、立ち上げ中の「足立生活どっとこむ」では「活きた足立区情報」をコンセプトにしておりますので、その仕組み上個人情報を取り扱う必要性があったため参加したのですが・・・なるほど。
でるぞでるぞのオバケが恐いように、出るまで(施行)が一番、大騒ぎするんですね。この話はまたいずれ。法律家ではないので雑談程度に触れたいと思います。
さて、お客さんを創るというのは実はホームページに限ったことではなく、全ての営業戦略で重要になります。そして「作る」ではなく「創る」がポイントです。
「創る」とは「創造」の創るで、ホームページや営業戦略はお客様を創り出すことから始めるのです。
あまり好きではないのですが、難しい言葉で言うと「顧客ターゲットの選定(絞り込み)」です。
が、この「ターゲット」という表現が曲者なのです。
「ターゲット」とは目標や対象のことを指しますが、最初からターゲットが分かっていたら、答えは出ているといっても良いでしょう。
例えば携帯電話のTu−kaでは高齢者を顧客ターゲットと定めて「シンプル」を武器に、ピンポイントで純増数を上積みしています。
それではドコモやauといった他の携帯電話会社は何故、ここに手を出さなかったのでしょうか?実は、ドコモはらくらくフォンシリーズという同種の商品をだしていましたが、結局「ターゲット」が絞り込めなかったため、「取りこぼした市場」となりました。
これは弱小Tu−kaと巨人ドコモですので事情は違いますが、ターゲットの選定がいかに大事で、それでいて難しいかを物語る好例ではないでしょうか?
また、選んだり絞り込むためには元になるデータの信憑性が重要になります。
統計学的な物言いをすると「信頼できる分母」のことです。しかし「信頼できる分母」を集めるには結構なコストが掛かります。また、取捨選択の場合、意見の拡散が起こり易くそのことが沢山の船頭を産み出し、船は山に登りっぱなしとなります。
そこで、私はお客さんを創ることをお薦めするのです。創り出すのは「理想の客」です。
「あ〜こんなお客さんがいたらその人のために最大のサービスをしてあげられるのに。」
という夢物語の理想のお客様を想像して創造するとホームページの方向性も原稿作りもカンタンになるのです。
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